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② コーヒーマシンに注ぐ水

水だけで飲んでもおいしい水で淹れたコーヒー。皆さんは家庭のコーヒーマシンでは、どんな水を使いますか。水道水、浄水器を通した水道水、ペットボトルの水、ウォーターサーバーの水など、ふだんの暮らしで飲んでいる水が多いと思います。

コーヒーマシンのメーカーは、コーヒーをよりおいしく淹れられように、水にも工夫をしています。

パナソニックの「沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A57」は、活性炭フィルターを備えていて「沸騰浄水でカルキを約90%カット」が特徴です。

象印マホービンのコーヒーメーカー「STAN.」は、カルキをとってコーヒー本来のおいしさを引き出す「浄水フィルター」により、「水道水でも美味しい」を訴求しています。

世界で初めて「ペーパードリップシステム」を考案したドイツの老舗、メリタの家庭用コーヒーメーカー「オルフィスプラス」も、交換式の浄水フィルターを使っています。

オフィス用になりますがUCCグループのドリップポッド専用マシン「DP2000」では、東レの「トレビーノ浄水カートリッジ」を搭載し、機能性を詳しく謳っています。

… ポット型浄水器と同型のカートリッジが装備された、コーヒーを淹れるには水からこだわりたいというコーヒー好きのニーズに応えた商品です。
 このカートリッジは、水道水に含まれる身体に大切なカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分はそのままに、JIS規格12項目をしっかり除去、さらに1Lを約3分でろ過する「時短&高除去」カートリッジ(品番:PTC.SVJ)です。水道水をタンクに入れるだけで美味しい水でコーヒーを楽しむ事ができます。

東レ株式会社 ニュースリリース 2018年11月6日

浄水能力は、遊離残留塩素 、総トリハロメタン、溶解性鉛、2-MIB(カビ臭)、CAT(農薬)、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン 、1,1,1-トリクロロエタン、クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン 、ブロモホルムについて、それぞれJIS S3201試験結果の除去率80%という仕様となっていて、浄水カートリッジメーカーならではの機能性です。

こうして代表的なコーヒーメーカーをみてくると、水道水から余分な成分を取り除いて、できるだけ美味しいコーヒーを淹れられるように取り組んでいるのですね。

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