7泊8日の1人旅in東北④
何を始めてみてもすぐにやめてしまうけど、今回はとりあえず1ヵ月続いていることに少しほっとしている。
まだまだ書けていない旅行の話があるので(この1週間の間にもまた旅行していた)、もう少し続けれたらいいなーと。
では、今回は忘れられない教訓となった5日目以降の思い出を。
【5日目】盛岡市・雫石市
5日目で一番楽しみにしていたのが雫石プリンスホテルだった。
ホテルのイベント「雫石銀河ロープウェー」で夜にロープウェーで上がって天体観測をするという内容で、天体観測も趣味の1つだったのでホテル探しで見かけて迷わず予約をした。
という訳で、ホテルまでの時間をどう過ごすかは全く考えていなかったため朝も適当な時間に起床し、身支度をしてからホテルを出発した。
話は少し脱線するけど、この旅行で勝手に作っていたプチルールがあり、それが「○○まで○kmという看板を見かけたら、時間が許す限り極力訪れる」だった。
そのルールに則り、見かけたのが「鬼の手形」だった。
気になって調べてみるとどうやら隠れミッキーのようなもので、三ツ石神社の岩のある部分が大きな手形に見えるらしく、しかも岩に手形ということで岩手の由来になったとも。
早速神社に向かうことにし、約30分ほど歩くと想像よりもはるかにこじんまりとした神社が見えてきた。
大きな岩が3つあり手形を探してみたら、多分これなのかな…?と確信の持てない手形らしきものを発見した。
写真を撮り、参拝してから神社を出て散歩を再開することに。
次に向かったのが岩手銀行赤レンガ館。
目的地まで距離があり、歩いている途中に美味しそうなパン屋さんに遭遇した。いいにおいがしたのでパンを購入してとりあえず朝ごはんを食べることに決めた。
目的地の近くに盛岡城跡公園があるようで、まず公園に行って周りに人がいない場所を探してひっそりと美味しくいただいた。
そして公園の向かいにあった岩手銀行赤レンガ館を訪れると、またもやコロナの影響で休館中との看板が。
何度目か数えるのも恥ずかしくなるくらい、同じ失敗を繰り返してもはや恒例イベントに…
気を取り直して盛岡駅周辺を歩いたはいいものの、次に行く場所が思いつかなかった(小岩井農場があるが、残念ながら重度の動物アレルギー持ちで断念)。あてもなくぶらついていると営業中のカラオケを発見した。
まんぼうの影響で営業中のカラオケを普段は見かけることがなかったので、嬉しさのあまり観光中にまさかのヒトカラ。
照明が故障した暗い部屋で1時間程度久しぶりに気持ちよく歌い切ったところで、ホテルで食べる晩御飯を調達することにした。
駅近くのスーパーに入ると地酒コーナーを発見。東北に行ったら日本酒を飲まねばとずっと思っていたので、気になった2種類のお酒とおつまみを買ってからシャトルバスに乗り、曇り空に嫌な予感がしながらホテルへと向かった。
ホテルに到着すると部屋にてるてる坊主が置いてあり、それがめちゃくちゃ可愛くて癒された。ロープウェーまで時間があったので、5日目にして初の大浴場に入ることにした。
大浴場の露天風呂に入ると自分以外に人がいなかったせいもあって、思わずあぁぁ~と声が出てしまい年を感じた(笑)
すぐそばの池には鯉が優雅に泳いでいて眺めながら急に晴れないかな~と祈りつつ疲れを癒す。
残念ながらてるてる坊主の願いも叶わず、天体観測は中止となった。しかし、ロープウェーに乗って晴れたらこんな感じでしたという解説を聞けるとのことで、迷わず参加することにした。
出発時間が迫ってきても自分以外に参加者がおらず、悪天候だしこんな時間のロープウェーを独り占めできるなんてとワクワクしていたら、まさかまさかの1組のカップルがやって来た。
お二人の素敵な時間をこんな冴えない人間が邪魔してごめんなさい、もう降ろしてくださいとも言えず山頂へと出発してしまった。
山頂に到着すると解説員の方のプロジェクターを使った星空の写真の説明を聞き、小さい頃にプラネタリウムの解説を聞いて楽しかった時間を思い出してすごく素敵な時間を送ることができた。
帰りもカップルと勝手に気まずくなりながら一緒に山を下りて、終始無言のロープウェーを満喫した。
部屋には楽しみだった日本酒が待っているので、とりあえず売店で東北地方限定のいろはすを買って部屋に戻った。
晩御飯の量が足りなくて空きっ腹に日本酒を2合呑んだせいでとんでもなく酔っぱらってしまった。
恥ずかしながらこの時の記憶があまりなくて、次の日の机の様子からおそらくおつまみと日本酒を平らげて寝てしまったっぽい。
7日目に勉強不足だったことを思い知らされるのだが、東北の日本酒は辛口が多いらしく、甘口が好きな私にとって辛口2合は無謀すぎた。しかも片方はかなりきつめの濁酒(これも全く知識がなくて地元に帰ってきてから近所のおじちゃんにかなり笑われた)で、どうやら用意した水の量は全然足りていなかったようで…
すると深夜に感じたことのない気持ち悪さを覚えて目が覚めた。
空きっ腹にお酒、旅行5日目の疲れ、水不足など考えられる原因がたくさんあるが、とりあえず飛び起きてトイレへ駆け込んだ。
これが地獄の始まりの合図となり、朝が来るまで気分が回復したら寝て、少ししたらまた駆け込む、寝て、駆け込んで…と今思い出して書き起こすだけでもしんどくなるくらいの辛い時間を過ごした。
と、こんな内容で不快にさせてしまったかもしれないです。
すみません…
普段は平気な量を飲んでも、旅行という非日常では耐えられないこともあると深く反省。
5日目では失敗続きで学べることが多かったのが良かったと思うしかないし、この失敗談が知り合いの年配の方々からのウケが良かったので、苦くいい思い出にするしかないかなと。
思っていたよりも長くなってしまったので今回はこの辺で。
私だけだと思いますが、皆さんも旅行中の美味しいお酒はほどほどに楽しんでくださいね!
ではまた来週~
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