当たり前が当たり前にできない

小学生のとき、小学校が家の目の前にあるのにも関わらずいつも遅刻ギリギリだった。

中学生になってからは不登校気味だった。

高校は遅刻常習犯だった。
多分学年でもトップレベルの遅刻回数だったと思う。ほんとに。

大学では遅刻に加え、同じ科目の単位を2回も落とした。2回も。

普通はこんなことないんだろうなぁと思う。

最近は卒論が終わらない。
いや、終わらないんじゃない。そもそも進めようとしてない。
担当の先生に「みんなこの辺までは終わってるから頑張ってね」と急かされたがそれでもスイッチは入らない。入れようとも思えない。

バイトにも行きたくない。行きたくないで終われば良いが遅刻することや、そのまま休んでしまうことが増えた。

服を着て、髪を結んで、コートを羽織って、リュックを背負って、靴を履いて、嫌になるのだ。

またある時は電車に乗って、バイト先の最寄り駅までついてから嫌になるのだ。

嫌になって、そのまま行くのをやめてしまう。

甘えなのだろうか。
そもそも甘えとはなんだろうか。

人の好意をあてにする気持ち。(コトバンクより)

なるほど。

私は昨日ノロウイルスの検査をするのに検体を出して、今日先輩から電話がかかってきて、「陰性です」と言われた。

そして「今日の出勤はどうする?欠勤が出てるから出勤してくれるとありがたいけど休んでも良いよ」と言われた。 

私は迷うことなく休んだ。

これが甘えなのか。
それならそのまま甘えて生きていきたい。

永遠にぬるま湯に浸かっていたい。
ずっと誰かに養ってもらいたい。
叶うなら親の脛をかじって生きていきたい。

それがダメなら、消えてなくなりたい。