【nanoha project.マガジン vol.4】


『nanoha project.定額購読マガジン』をご覧の皆さん、こんにちは。

“正統派”最強シンガーソングライターの「中原くん」です。イェイパフ!!!

個人でnoteをやっていた時期もありましたが、ただひたすらに嘘をつき続けるだけの内容で且つ数日で飽きてしまったので、THE放置。

マガジンでは、普段お見せ出来ていない部分や、マガジンだからこそのより細かい僕の日常をメインにお届けする予定です。


さて、僕からお届けする初回マガジンでは、シンガーソングライター「中原くん」の活動について話をしようと思います。

まずは、YouTubeチャンネル「中原くんを囲え!!!!」の話から。

毎日のようにチャンネルを更新するようになったのは、2年前のちょうど今頃の時期くらいからだったかな。

チャンネル自体は2017年3月には開設していたものの、かなりの飽き性・ヘタレ精神、加えてそんな僕は0から一緒に頑張っている仲間が仕事を取ってこようもんなら、超絶劣悪な劣等感、更に言うなら誰かの力を借りることばっかり考えて、自分で何かをやり遂げるなんて事は何かと言い訳を見つけては逃げてきたし、悲観に浸ってばっかだったので、今や毎日のように動画を投稿しているチャンネルを1年ほど放置する結果に。(我ながら書いていて自分のダメさ加減に吐きそうになってきた)

そんな中で、投稿ボタンをクリックするその瞬間まで悩み、事務所のスタッフと何度も何度も話し合って、2018年3月に恐る恐る投稿したのは、ボーカロイドの「ダンシング☆サムライ」と「エンヴィキャットウォーク」でした。

楽曲が悪いとか、ボーカロイドがダメだとか、全然そんな事ではなくどちらの曲も本当に素晴らしい楽曲だし「ダンシング☆サムライ」に関しては、自身がリリースしているアルバムにも収録しています。

今だから話せますが、この2曲を投稿してしまうと、シンガーソングライター「中原くん」という存在が完全に終了してしまうのではないだろうか?という恐怖と不安感で一杯でした。

弾き語りとはいえ、ボーカロイドの歌ってみたをする事に対しての壁がかなり厚かった感覚を覚えています。


…まあ皆さんご存知のとおり、そんなのはただの杞憂でしたが(笑)


あの投稿がキッカケで、結果沢山の人に自身の活動も観てもらえるようになりました。安いプライドを捨てて前に進んで良かった。

そして何より、その投稿からこのnoteまで辿り着いた人、ずっとその前から僕を応援し続けてくれている人、TikTokや最近になって僕を見つけてくれた人、全員本当に有難う。

そんなこんなでYouTubeに対するモチベーションが徐々に上がり、重い腰をようやく上げて活動し始め前述に至ります。(3月でヤル気スイッチがうまく切り替わらなかったのは突っ込まないでね♡)


…前置きが長くなりましたが、僕がYouTube活動をするにあたり非常に大事にしているコンテンツがあります。

不定期にYouTubeチャンネルでお届けしている『ガチLIVE』です。

知らない方に説明すると、僕がスマホやPCに向かって、普段ライブハウスでやっているライブとなんら変わらない熱量と愛をもって、それを生配信で画面の向こうにいる誰かに届けるというものです。

「無観客ライブ」といえばイメージが付きやすいかもね。

今でこそ自粛期間等々で馴染み深いコンテンツに変わりましたが、一昨年の夏に始めたことを境に、今年1月からは週に一度のペースで配信しています。


キッカケは、その年の北海道遠征でした。

地元・静岡県にある高校を卒業後、北海道北見市の大学に進学し、就職を含めそのまま7年ほど北見に住んでいました。

軽音部のバンドボーカルから紆余曲折あって弾き語りに転向、社会人時代でも沢山の先輩に可愛がられながら充実した音楽活動をしていました。

「シンガーソングライター・中原くん」は、あの街で出来上がりました。

僕の第二の故郷です。


そんな大好きな北見に、毎年のようにご挨拶を兼ねてライブをしに行っているんですけど、その年も恒例のnanoha project.北海道ツアーに合わせて一足先に出発して、北見に住んでいる大切な仲間や、思い出の場所を巡って、ライブをして気持ちの加速をつけてから、nanoha project.のみんなと合流する、という予定でいました。

その年の僕が北見に行く当日の早朝。

北海道には未だかつてない程の強い地震が起こり、最終的には出発が困難となり、nanoha project.の北海道ツアーはもちろん、僕の北見行きも中止となりました。

理由はどうであれ、行く事が出来なくなってしまった悔しさを今でも鮮明に思い出します。

そして「なんとしても僕の音楽を届けたい」「待っている皆に向けて歌いたい」という気持ちでいっぱいになりました。

「また必ず北見に行きます」「これからも歌い続けます」と、SNSで伝えるだけじゃなく自分の言葉で発信したい気持ちが抑え切れず、スタジオに駆け込んだ。

その時に、頭の先から爪先までステージ衣装を身に纏って、北見やる予定だったライブパフォーマンスをYouTube LIVEで配信で披露したものこそが、以降頻繁に行われるようになる「ガチLIVE」の始まりでした。


関東ないし東京近郊に住んでいない人や、年齢、家庭環境、金銭面などでなかなかライブハウスに足を運べない人に「どうだ!!俺のLIVEクソかっこいいだろ!!?俺がそっちに行ったり、お前らがこっち来る予定が出来たら是非直接会いに来いよ!!!!」と、思い切りカッコつけて配信する30分。

多分だけど、僕くらい自分の事が大好きな人間じゃなきゃ、毎週そのモチベーションで無人のスタジオに篭りスマホやパソコンに向かってギャーギャー叫ぶのは恐らく無理。

そして今、あの時のように地震が起きたわけではないけど、今度は新型コロナウイルスが全国に猛威を振るっている。

先月4/4四谷天窓、4/12福岡brick、今月5/23大阪bodaiju café、結果どれも出来ずに今日に至ります。

このご時世仕方ないとはいえ、各地で待ってくれていた皆さんに対して、会えない悔しさで一杯です。そんな中で、やはり歌を届けたいという気持ちは日々強くなっております。

近所の川でカバーを歌うのではなく、僕の曲を、僕の歌を、本気の気持ちを、届けたいのです。

なので急遽ではありますが、大阪・bodaiju cafeに行くはずだった5/23に久しぶりの『ガチLIVE』を、開催しようと思います。

こちらの都合で時間は19:15〜と、早めのスタートを予定しております。

都合を付けづらい時間帯でごめんなさい。ただ、この超絶ダラダラ長いだけ文章を最後まで読んでくれた方へは、少しでも還元したい…!

なので、配信終了後のアーカイブはマガジン定額購読者または記事を購読されている方へのみ限定URLを公開し、後からでも視聴できるようにします。


僕がライブをしたからって、暮らしが変わったり、世界がより良く回り始める事が無いのは分かっています。

でも僕は、寂しそうにするあなたへ向けて、少しでも僕の音楽でエネルギーを届けられるように、これからも歌っていきたい。

絶対またライブハウスで会おう。
それまでは家で過ごそう。
そのときに、中原の音楽が添えられていますように。


5/23(土)19:15〜
『ガチLIVE (YouTubeLIVE)』

https://youtu.be/rpHrzqG4EN4


中原くん


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