【nanoha project.マガジン vol.54】
こんばんは、ちゃるけんです。
2020年は比率で言うと「終わり」を見た方が多かったかな、なんかそういう現場に立ち会わせてもらえることが多かった。
自分から壊して再構築していく美しさみたいなものはそこにはあんまり無くて、そのほとんどが望まれない終わりだった。ずっと悲しみが漂ってた。
何かを忘れないでいる、ということの本質はその対象から自分への押しつけかもしれないです。
多分今まで僕も知らず知らずに押しつけて来たんだろうなーとか思ったり。
報せを受けたり、実際に終わりを目の当たりにしてしか言えないわがままや後悔とかって、実は我々が美談にしようとしてるだけでなんかあんまり綺麗じゃなかった。
これは今年だけの話じゃなくて、常日頃からのことも含めて。
ただ、ただです。
そこに願いを込めたり、言葉送ったり、一生懸命気持ち受け取ろうとする人の姿は、物凄く綺麗だった。先日のワンマンの日に心から思いました。そしたらやっぱりありがとうが勝った。これは皆さんのおかげです。本当に嬉しかった。
「reru」という曲、きっと流行ることなんてなくどんどん歳をとっていく曲だと思います。んでこの曲はどーだこーだと語ることもこの先ないでしょう。
あなたの想像力が一番大事。
聴けば聴くほどな曲だと思うので、ちゃるけんの2020年締め括りの一曲、可愛がってあげてください。
あ、来年頭から良いニュースを続々とぶち込めそうです。まじで期待しててください。
ではまた。良いお年を。
(以下、歌詞)
「reru」作詞・作曲:ちゃるけん
思い出色の温かさ
触れていたいな ずっと
季節変わって歪なままでも
消えないで ずっと
届かないものに大声を飛ばしていたな
ずっと
それに気付くまでの時間は
なんだか楽しくて
僕らやがて
温度も色彩もないところへゆく
積み重ねた
時間も愛情も全部消えるかな
たまに笑ったように見えるんだ
あの日みたいに今も笑ってるといいな
思い出味のチューインガム
微かに味はあって
時間が経って錆び付いても
どうか消えないで
僕らやがて
涙も微笑みもないところへゆく
「繋いでいたい」と願った
その手を離す日が来るかな
できれば、ずっとずっと
忘れないでほしいな
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