【nanoha project.マガジン vol.15】

「中原くん」×「イワブチコタロウ」

中原くん：今回対談するにあたって色々と辿ってたんだけど、すごく思ったのがコタロウとだけ面と向かって話すのって初めてだよね？

イワブチコタロウ：確かにそうですね！

中原くん：よくよく考えたらないんだよね。何にしろ一対一で話す機会がなかったから。だから今回は改めて色々と話せる機会があって良かった。

イワブチコタロウ：よろしくお願いします！

中原くん：コタロウとがっつり一緒に仕事するようになったのは、中原バンドから、だよね？

イワブチコタロウ：そうです、そうです。

中原くん：所属したのは同時期だもんね？

イワブチコタロウ：そうでしたっけ？中原さん達のほうが少し早かったような？

中原くん：まあほんの少しだけね。でもほら、コタロウが社会人になったりで絡む機会がなかったんだよなぁ。その後、めでたく闇落ちして戻ってきたけどね。

イワブチコタロウ：そう、バッドエンド（笑）

中原くん：その時って、たまたま中原くんのバンド活動を活性化させようと思ってた時期だったんだけど、コタロウが元々ギタリストっていうのもあったし、コーラスもできたしね。それまでに色んな人が協力してくれるって事で音合わせたりしてたんだけど、コタロウと初めてスタジオで音合わせした時の安心感といったら、だったね。いやぁー、今だから言えるけど音合わせるまでは、こいつ本当に出来るの？って見縊ってた自分が恥ずかしいね（笑）

イワブチコタロウ：ちゃんと練習しましたからね（笑）あー、でも僕自身も凄いフィット感ありました。

中原くん：コタロウが正式に入って一番最初に迎えたライブがduo MUSIC EXCHANGEだったのかな。僕にとっても初めてのキャパシティで、人生で一番緊張したライブだった。

イワブチコタロウ：いや、あれは僕もめちゃくちゃに緊張しましたよ（笑）でも、中原くんバンドではなく、僕が初めてライブハウスに出てバンドライブした時に感じた「俺はこれだ」っていう感覚、中原くんバンドに入って改めて久々に感じました。

中原くん：それは嬉しいね。当時はバンド活動において不安もたくさんあったんだけど、duo MUSIC EXCHANGEっていう舞台がターニングポイントだったね。緊張感も半端なかったけど、それの何百倍は楽しかった記憶しかないや。それはきっとコタロウがいてくれたからっていうのもあるかもしれない。もちろん、他のメンバーも絶対に必要なんだけどね。

イワブチコタロウ：いやー、嬉しいですね。

中原くん：そこから中原くんバンドっていう形で色んな事に挑戦して、エサプロジェクトとか、群馬での路上ライブとか。

イワブチコタロウ：あー、あれはね11月の1,2日ですね！

中原くん：めちゃめちゃ覚えてんじゃん（笑）

イワブチコタロウ：僕ね、中原くんバンドを始めてからライブを日付とかをめちゃめちゃ覚えてるんですよ

中原くん：記念日にしてくれてるんだ（笑）

イワブチコタロウ：そうですそうです（笑）

中原くん：ほら、去年キャンプしたじゃん？それがトリガーになって一気に仲間意識みたいなものが強くなった気がする。僕はシンガーソングライターだから、バックメンバーではあるんだけど、でもなんか初めて『仲間』ってこういうものなんだって思っちゃったんだよね（笑）

イワブチコタロウ：ハハハ（笑）小っ恥ずかしいですね（笑）

中原くん：そういう経験をしたことがなかったんだよね。シンガーソングライターってやっぱり一人なわけだし、誰かと何かを一緒にするにもお互いの損得とか考えちゃって、だったら結局一人でいいじゃんっていつも思ってやってきたんだけど、中原くんバンドは違うなって思ったんだよね。

イワブチコタロウ：うん！損得感情なんて関係なしにお互いに好き勝手言ってる気がします。

中原くん：この前YouTubeにアップした「上海ハニー」も、酔っ払った勢いで「夏を楽しみたい」って理由で提案したら、みんな凄い乗り気で（笑）

「上海ハニー」はこちら→ https://youtu.be/iMnZrkm-bCw

イワブチコタロウ：ドラムの篠田さんなんて、スタジオにアクリルのライトアップするドラム持ち込んで収録してますからね。

中原くん：あの人、相当やべえ人だなって思ってるよ。

イワブチコタロウ：相当やばいっすよ、あの人は。

中原くん：いやー、でも本当に皆んなで一緒に何かを作るってすげぇ楽しいんだなって思えたし、色々な事に対して前向きになれた気がする。

イワブチコタロウ：僕もすげー楽しいですもん。

中原くん：今回はコタロウと2人での対談だったけど、今後は他のメンバーともやっていきたいね、こういうの。

イワブチコタロウ：ゆくゆくはメンバー全員とやりましょう！

中原くん：そうだね、くだらねーことしか話さないんだろうけど（笑）

イワブチコタロウ：いや、やばいでしょうね（笑）

中原くん：物事にはタイミングってもんがあると思うんだけど、色々と経て、今こうやってコタロウがバックでギターを弾いてくれてたり、毎日楽しく音楽やれてさ、本当に感謝してる。今はまだちょっとライブもやりづらい世の中だけど、何よりも信じてついてきてくれてるファンと、バックメンバーと一緒に、もっともっとでかいところでやりたいね。

イワブチコタロウ：でけぇところで、でけぇ音だしたいっすよね。

中原くん：鬼でけぇ音出したい！！！

イワブチコタロウ：やりましょう！

中原くん：来たる時に備えて色んなところでギャーギャーと騒ぎ立てながらこれからもやっていこうと思ってるよ。

イワブチコタロウ：そうっすね！お伴しますよ。

中原くん：そういえばさ、すげぇ前にアコースティック編成でライブやったの覚えてる？

イワブチコタロウ：覚えてます覚えてます！

中原くん：あの時にやった限定アレンジパターンのコラボを今日できたらって思ってるんだけど出来そう？

イワブチコタロウ：あ、いけますよ、やりましょう！

中原くん：じゃあ収録しようぜ。

fin.

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