もしスバルが北米向けにピックアップトラックを復活させるなら

スバルといえば北米、北米といえばピックアップトラックだが、どういうわけかスバルは現在ピックアップトラックを販売していない。過去には販売していたようだが、やめてしまった。

スバルはもともと軽自動車メーカーだったので、かつてはサンバーも自社で製造していた。そのときのサンバーは直列4気筒エンジンのRR車で、農道のポルシェと呼ばれていた。スバルは自社で軽自動車の製造をやめてしまったので、現在のサンバーはダイハツのOEMであり、かつてのサンバーとは別物である。

両者を合体させて北米で農道のポルシェを復活させたらどんな感じになるだろうか。まずエンジンはポルシェと同じく水平対向エンジン。4気筒ではパワーが足りないのでポルシェと同じく6気筒にする。エンジン搭載位置はRRでこれもポルシェ911シリーズと同様。ピックアップトラック界において唯一無二の存在になる。現在のスバルのパワートレインでは燃費規制をクリアできないのだから、罰金で価格が上がってでも購入したくなるような自動車を販売すべきではないか。日本でやれないなら北米でやってほしい。スバル単独でやれないならポルシェと共同開発してそれぞれのブランドで販売してほしい。

ポルシェがアウディのプラットフォームを用いてSUVを販売するようになったのは、ポルシェユーザーの所有車を調べてみたところ、SUVとの2台持ちが多かったため。北米はピックアップトラック社会なのだから、ポルシェがピックアップトラックを販売してもおかしくない。

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