何かに没頭していたい 貴様らを思い出さなくてよくなるくらい
すべて無に帰してきたわたし 継続と確かさが1/5(ごだんかいちゅうのいち)
ここで生く権利があると言われたし世界全部を知れると聞いた
もし仮に生まれ変わるならタマザラシ、サーナイト、いや、ピカチュウかピィ
怨念がいるの 焦げみたいに取れない 君を好きだったひとの縹の
偏見が暗く虚しく響くからやわいところをなでてねむるね
器用とかなにをもってして言うんだい これからのこと見ても言うかい
下腹の鈍痛 汗で冷えた肩 ひかる萌葱の春 寝入りばな
シシリアンオレンジの色知らぬまま派手なボトルのハンドソープを
粛々と5列が2列になってゆく もう半袖の人とかもいて