詩:嘘とうんこ

あんよは上手といふけれど

お口はもっとお上手で

思ってもない嘘ばかり

流れ出しては止まらない
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嘘吐きばかり　はびこって

世の中とても小綺麗に

澄んだ空気を吸えども吸えども

いちぶの酸素もありゃしない
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口は軽くてぺらぺらり

耳管と繋がり馬耳東風

一方　血肉を代謝して

編み出されるはうんこかな
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インタァネットに繋がりて

アップデェトが人間に

最新鋭のホモサピは

誰もうんこをせぬらしい
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それこそ口からでまかせさ

アイドルだって快便よ

間に受けちゃって我慢すりゃ

いつか弾けて　だいばくはつ
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ほんとの事は汚いし

臭くて蓋をしたくなる

それでも便意は来るのだから

「アイドル」志望は御免だね
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中身の詰まって逞しい

ぶっというんこを出し続け

飴ニモ負ケズ　金ニモ負ケズ

そういう人に　私はなりたい