なにしろ同調圧力が強いので。北陸に大事な「考える技術」 ばつぶん

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既に先週、先々週と続いたHOKUROKU(http://hokuroku.media/)での特集<なにしろ同調圧力が強いので。北陸に大事な「考える技術」>の最後のテーマを脱稿してます。

プログラミング的思考編:https://hokuroku.media/feel_better/8370.html

デザイン的思考編:https://hokuroku.media/feel_better/8454.html

最後のテーマは現在絶賛編集中です。もうしばらくお待ちを。(2021/5/17現在)

最初に執筆依頼があったのが1月頃でしょうか。当時はHPなどの制作案件が溜まっていて、すぐ取り掛かるのは難しいので4月まで待ってほしいと伝え、この時期の公開となりました。

当初、プログラミング教育が実施されはじめてタイムリーな内容だからということで、プログラミング教育をメインにした特集を執筆してほしいとのことでしたが、正直この時点ではプログラミング教育に懐疑的なイメージを持っていて、「構文を書かないプログラムにどれだけの自由があるんだろう」と、正直思ってました。

まぁ取材の際にその思いはガラッと変わるのですが。(本文へ

なのでプログラミング教育だけじゃ面白くないし、役に立つ情報じゃないだろうなと思いつつ、一方で直接クライアントと打ち合わせする中で先方がデザインやプログラミングの考え方を持っていれば、もっと話がスムーズになるのになとも考えていました。

そこで、<もっと企業にデザインを!>という個人的な裏テーマを掲げ、本特集はプログラミング教育をフックにして、デザインとプログラミングのことを少しでも理解してもらえる記事にしようと考えました。

ちなみに2018年に経済産業省でもデザイン政策の一環として「デザイン経営」宣言を行っています。びっくりするほど認知度ないですが笑 

これも本文で記載のあった形の無いものへの理解の表れなんでしょうか。(本文へ

話を戻すと、デザイナーやプログラマーという名前は皆さん知っているのですが、その職能を理解されてなくてイメージだけが一人歩きしているのかな〜っと。

デザインは基本的に意味があることしかしないです。優れたデザインは点ひとつ、線ひとつとってもデザイナーの考えが落とし込まれています。

もちろんどんなデザインでも制約がある(制約がないデザインはないと思う)ので、妥協することもありますが本意ではないのかなと感じることがよくあります。

本特集で少しでもデザイナーやプログラマーの考え方を参考にして日々の生活を良くするヒントになれば幸いです。

さらに、なぜこのデザインはこうなっているのかを考えてポスターや、本の装丁を見直してみてください。今までとは違った見方ができて、その考え方を繰り返していけばきっとデザイン的思考やアート的思考の訓練にもなるはずです。

最後にTSUGIの新山さんやE.N.Nの小津さん、クアッドシステムの金子さん、坂岡さん、中太閤山小学校の先生方には初めましてでしたが、とっても有意義なお話をお聞かせいただきました。この場をお借りして再度感謝申し上げます。

余談ですが、先日佐藤可士和展に行ってきました。そこでは彼の素晴らしい制作物と一緒に制作過程が惜しげもなく展示されていて、本当に参考になりました。ロゴの制作過程や、リサーチからリリースまでの思考の流れなんかも展示されて、すごく面白かったです。カタログ自体はネット販売されているので、ご興味ある方はぜひみてみてください!








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