最近のこと
知らねえうちに7月も終わりに差し掛かろうとしていて、その点については非常にイライラしている。毎日暑い、夜になっても暑い、朝が来ても暑い。部屋が散らかりすぎている上に衣替えが終わっていない。数枚のtシャツをヘビロテして生活しているので友達が撮った写真に写っている私は大抵同じ服を着ている。この土日にそれらの問題はどうにかしたいところだ。今別に元気がないとかではなく、わりかし結構元気なのだが、やはり日付に目をやると普通に少し落ち込む。だが落ち込んでいても、私の周りには常に学校とバイトがぐるぐると回っていて、とりつく島もないということにはならない。すぐに明日がやってきて、誰かが面白いことを言ってくれる。いろいろやることもある。滞っていることはない。だが今は部屋で粘土細工に集中したいという気持ちもある。よく考えてみると、もしかしたら夏が嫌いになってきているのかなと思う。私は生まれてからずっと夏好きだったが、今になって、夏の追いかけてくる感じが嫌いなのではないかと疑い始めている。だが夏の明るい感じは好きなので、毎日楽しく過ごしている。友達が好きだ。友達と新しい遊びを編み出した。1つくだらないテーマを決めて、それでクソ川柳を作るのだ。こんなにも私たちに似合った遊びがあるのかと感動しながらも、カッコよく下ネタを言ったりしてゲラゲラ騒いでいた。なんて楽しいんだろう。本を読むのも楽しい。『感情教育』という小説はまだ少ししか読んでいないが、なんだか完璧なのではないかと思う。あと、フェミニズムについて知りたいと思って、名著『第二の性』を読んでいる。なるほどということばかりで流されまくっている。私は自分の意見がない。いつか自分の意見が出来る日が来ると信じてやまないので、別に気にしてなんかいない。バイトは退屈で嫌なのだが、やはり社会人を観察するのはとても刺激的でその点は楽しめる。怒られている人を見るのが好きだ。とても参考になると思う。だから自分が怒られているのを他人に見られるのも別に嫌じゃない。昨日久々に少し怒られた。時間のわりに仕事量が少ないのでもっと効率よくやりなさい、そのためには指示をもらいに積極的になりなさいと言われた。わかりましたと応えた。その後すぐにたばこを吸ってめちゃくちゃたばこ臭くなりながらもコンビニに行き、なぜか読売新聞を買った。めくると昨日の「岸田総理の1日の行動」が書いてあるコーナーがあった。それを読んで、岸田総理よりも私の方が楽しい毎日を送っているのではないかと、誇りに思った。家に帰るとお父さんが日曜大工でリビングに新しい柱を作っていた。意味わからねえよと文句を言ったが、こんな親から生まれたんだから毎日何したっていいんだよなと、ありがたく思った。
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