古代柱醬油醸造元

３月末から豊洲駅で3ヶ月間
地元出雲の醤油屋さん、古代柱醤油醸造元にてお店番のお手伝いをしました。
ただのアルバイトとは言えない、２３年の人生のなかで、かなり貴重な時間になりました。

そもそも、なぜお手伝いすることになったかっていう経緯が特殊だった。
私の妹の会社の社長さんのご友人が、東京出店するので手伝ってくれる人を探している〜という。
そこからの不思議なご縁。。

まずは、期間中に豊洲までご来店くださった皆さん、本当にありがとうございました。

販売

お客さまに商品を販売することの楽しさ、難しさ、おもしろさをすごく体感しました。
"ただ売る"だけじゃ売れない。
どう売るのか。
どう声をかけるか、どう距離感をとっていくか、近づくのか離れるのか、自分のキャラクターをどう提示していくか、どういう口調か、控えめにいくか、押していくか。
すごくすごく考えながら販売をしてみると、これがまあーーおもしろかった。芝居の練習かと思った。

お客さんがお店から出て行くとき、笑ってありがとうございましたを返してくれるには、どう動いたらいいのか。

相手のため、をこんなにも主軸に置いて動いてみたことなかった。すごく面白かった。

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ご縁

人とのつながり方を知った。
今ある人間関係だけでなく、ちょこっと繋がったご縁を最大限に広げてみる。
可能性を見出す。
自分は相手に何ができるか、相手とどんな関係になっていきたいか。
相手に興味を持って、会話をしていく
そうすると、意外な共通点が見つかったり、接点があったりして
わいわいすごく楽しい時間になる。

ここにきたら楽しい時間がすごせる
そう思ってもらえることで、人が集まってくる場所になる
ご縁がどんどん広がっていく

ビジネスライクに、ただマニュアル通りやるべきことをこなすだけ、じゃあもう面白くない。楽しくない、やりたくないとすら思った。
相手のために動ける場所であること。
自分も楽しいし、相手も楽しい。
みんな幸せ。

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責任

多少むつかしいことがあってもへこたへない。

どうにかなる精神
と
どうにかする精神
の両立。

生きていたら、そう思い通りに物事は進まない。
お客さんが思ったより来ない。
人に知ってもらえない。

今までなら、どーーーしよ。
で終わってたところを
どうしようか！
と、対策を練る方にすぐ切り替えた。

看板をつくろう。
SNSを運用しよう。
お客さんからの情報を集めよう。

動いて行くことにした。
そうしたら、すごく。変わった。
最終的には、人が人を呼んでわいわい賑わう時間が多くあった。すべての人たちともっと会話をしてみたかった。

んで、へこたれずに動くって切り替えられたのは、
私は責任のある立場だ。と自分で認識したからだ。と思う。
というか、責任を持って何かをはじめよう、つくろう
という経験をしたのは初めてで。

うまく言えないけど、渡された責任のある役、ではなく、自分で責任というプラカードを持って動いてみた。というかんじ。

なぜそうしたのかという経緯は、もうよく覚えてないけど、とにかくそうしたい、そうしようと思って意識をしていた。
すごく期待してもらったのが嬉しかったからなのかもしれない。
お店のために、自分にできることをがんばって動いてみようと思っていた。
すごく、身になった。

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そして、

なにより今回で財産になったのは、出会い。

その醤油屋さんの社長さんと出会えて、
大きな言い方をすると人生が変わった。
小さな言い方をすると価値観が変わった。

熱くて、パワーがすごくて、そこにおるだけでエネルギーをもらえる。
私はまわりの人に影響されやすい性質なので、社長からギンギンにでとるエネルギーを、吸収しまくらせていただいた。
そのせいか、この3ヶ月のあいだ、すごくものごとが好転していった。
いろいろズッコケ事変もあったけど、乗り越えられた。エネルギーをいただきまくっていたからだと思う。

人生で出会うべき人に出会えたと本当に思う。
めちゃくちゃありがたい。
そこがいちばんありがたいことで、
繋げてくれたみなさんに心からお礼を言います。
ありがとうございます。

うまく言葉がまとまらんけど、感謝の気持ちでいっぱいです。今回は伝えることより、書き留めること重視なので仕方ない。明日からも、楽しく一生懸命生きてみる。