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いいかい坊や、よくお聞き。札幌ではこれを食べておいで。

自分のポリシーを崩します

以前も同じようなことを言った気がするんですが、冬に日本にくるなら美味しい海鮮を食べないといけないっていうミッションがあると聞きました。

普段は『〜べき』という言葉が好きではない私ですが、もうそんなこと忘れちゃってはっきりと申し上げます。

全人類は冬のJAPANで海鮮を食うべき!!借金をしてでも、いや借金はするな!!短期間のパートタイムジョブで稼いだお金を冬のJAPANに全部つぎこむべき!!いやそれは言いすぎた!!普段の生活もきっちり守ってくれ!!

という具合にすっかり『〜べき』が好きではなかった自分にSAY GOOD BYEした私。

そんな私は前回の鳥取に引き続き、冬の食事が美味しいであろう北海道の札幌へ飛びました。

新鮮なお刺身に秘められた力

北海道の札幌に到着してすぐに


見てはいけないものを見てしまった感じがあります。
なにこれ王冠?頭にかぶろうか?

こちらのお店は『はちきょう』と言いまして、海鮮が有名なお店らしく早くから予約をしないと行けないお店なんだそうです。

そのはちきょうさんのおすすめお刺身の盛り合わせというやつをいただきました。

一つ一つ何かの説明をしてくれたんですが、覚えてません。
ええ、ええ。なぜかって


『なんじゃこら…』

時間が止まっていたからですね。
美味しそうで新鮮なお刺身は外国人の時を止める力があります。
そのため店員さんの説明聞いてませんでしたすいませんごめんなさい美味しそうですね。

新鮮なお刺身に秘められた力その2

どうですかこの笑顔。
生まれたばかりの子猫を見る優しい笑顔。
新鮮なお刺身は外国人の顔をとっても笑顔にする力があります。

えび、まぐろ、ほたて、うに、ホッキ貝…

ホッキ貝ぃぃぃぃ!!!

私が一番好きな貝類はホッキ貝です。
『良いセンスしてるねぇ』
って思ってくださった方ありがとうございます。
そうなんです、私良いセンスしてるんです。

ホッキ貝を初めて食べた時から大好きになりました。
海鮮が美味しい冬の日本でホッキ貝を食べることができるなんてとても贅沢な経験をさせていただきました。

おいさー、おいさー、おいさー

どこからか
『おいさー、おいさー、おいさー』
という声が聞こえてきました。
え?何?お酒のコール?日本怖い。

違いました。
その声はお酒のコールよりももっともっともっともっと怖いものでした。

おいさーの声が響くテーブルの前には

信じられないほどの赤い魔物の卵が!!!

いくらがこんなにいっぱい。
え?店員さん私のことサーモンだと思ってます?
私の口から卵を体内に戻そうとしてる?
大丈夫?私一応人ですよ?

まだまだ出てくる北海道グルメ

ホッケが登場しました。
こちらのホッケなんですが、写真の左側はそのまま、右側は味噌がのっているんです。

1匹のホッケで2種類の美味しさが楽しめる。いやむしろお皿の角にある大根おろしで3種類目の美味しさも楽しめるし、もうそんだけ楽しむことができたら実質タダみたいなもん。

ありがとうホッケ、ありがとう漁師さん、ありがとう料理人さん、ありがとう運んでくれた人、ありがとうこのお店とお店を作ってくれた大工さんとお店を貸してくれた大家さん。


かにみそぉぉぉぉぉぉ!!!!
お前どこ行ってたんだよぉぉぉぉぉ!!!!
ずっと探してたんだぞぉぉぉぉ!!!!
こんな美味しそうな姿になってぇぇぇぇぇ!!!

かにみそ大好きなんです。
なんて言うんですかね、あのセメントみたいな見た目は美味しくなさそうな雰囲気なのに口に入れたら何これカニの美味しさ全部詰まってるじゃんってかカニ全部これで良くねいやそれは違うがしかし美味いなこいつって思わせるところあるでしょ、かにみそって。

次のお店もよかった

せっかくの北海道なのではしご酒しました。
短い北海道の滞在期間中に美味しいものを全部食べないと後悔してしまう。

お通しで出てきたのはこれ

もうなんかごめんなさい。
お通しからいいの?いいんですか?
いくらのせて自分で手巻きやっちゃっていいの?
俺の住所はここに決めた。

オーダーしたのはこれ

白子!!
私が最初脳みそと間違えたやつ!!

私はあまり白子が得意ではないんですが、この白子はとても美味しかったです。なんでだろう、新鮮だからなのか。
ポン酢の酸っぱさもちょうどよかったし、そういえば鍋の白子しか食べたことがなかったから私にはこの食べ方がぴったりだったのかもしれないです。

冬の日本、冬の北海道、冬の札幌。
この先の未来ずっと語り継いでいきたい美食が詰まりすぎていました。

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