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だや@光と私語
2017年12月3日 00:54
六畳の白い部屋。その床面にあなたは水平に横たわる。携帯のデフォルトのアラームが鳴り、もう一度鳴り、あなたは起きる。昨日のことはいくらか覚えている。床は白くて床は冷たい。部屋を出てどこかへ向かう。戻るとき牛乳のコップを持っている。部屋を出てどこかへ向かう。戻るとき人間らしい服を着ている。部屋を出てどこかへ向かう。戻るときもう眠くない顔をしている。手のひらを翳してドアが開いた、り、しないの