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ベンチャーで働く自分が思うこと

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ベンチャーで働く自分が日々の仕事の中で思うことを心が熱いうちに言語化します。素直な心の中を綴ったエッセイ。
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2020年11月の記事一覧

自分の意志でテクノロジーと向き合う

私が働いているリテイルテックベンチャーの20代のエンジニアの方で、未だに”ガラケー”を愛用している人が人がいて、最近チームの中で少し話題になりました。 今もガラケーを使用している理由は2点あるそうで、 1つ目が、どうにもこうにも今のスマホの機能が充実し過ぎていてついていけないという理由です。 そして、2つ目が、情報から一切遮断した時間を持ちたい、要はデジタルデトックスの機会を設けたいという理由です。 ガラケーを使っているという話を聞いた際、一瞬「えっ、なんで、、?」と

ラーメン屋から見る顧客視点の違い

私が、大学生院生時代からこよなく愛する御茶ノ水にある「つじ田」というつけ麺屋さん(今回は美味しくて人気のラーメン屋さんと定義)と、最近、初めて行った地元のごくごく普通のラーメン屋との間で、単純な味の違い以外に顧客視点という観点で明確な違いが垣間見えたので、プロダクト開発にも応用できそうだと思いで内容を整理しておくことにしました。 ここで言う顧客視点とは、端的に言ってしまうと、「どれだけ顧客の目線に立ってサービスを展開できているか」と言う視点なのですが、この表現だと抽象度が高

自らの経験から思う他者とのコンフリクト解消のコツ

仕事の中で人を説得する時に必ずと言っていいほど立ちはだかる壁が、タイトルにも記載している「他者とのコンフリクト(衝突)」で、各ステークホルダ(利害関係者)との間に立つ役割にある方は、この壁にしばしば頭を悩ませてしまうことが多いかなと思います。 私自身もプロダクトを司る会社のプロダクトマネージャーという役割を1年半経験する中で営業側・マーケサイドや開発サイドとのコミュニケーションをとることが多いですが、コンフリクトした際は、本当に骨が折れるほど苦労しておりました。 仕事の悩

怖いところにしか成長はない。

タイトルの言葉を聞いて、ピンときた方もいるかもしれませんが、先日日本テレビで放送された「アナザースカイII〜世界の学校SP!〜」の中での山崎育三郎さんの言葉です。非常に印象的でした。 簡単に経緯を説明すると、 当時16歳の山崎さんは、アメリカのノース・カウンティ・ハイスクールという高校で留学をしておりました。 ミズーリ州のボン・テアという小さな町の中にある高校ですが、ボン・テアという町自体のほとんどが欧米人(アジア人は人口7000人のうちの0.2%)の街で、山崎さん自身

ゴールに向かって最短距離で進むことを考える

先日、拝読させていただいた「僕は君の「熱」に投資しよう」が、今の自分が抱えているモヤモヤをさっと解消してくれる素敵なエッセンスが盛り込まれている本だったので、後で見返すためにも内容をまとめておこうと思います。ぜひ読者の皆さんも機会があれば、読んでいただけると幸いです。 「やったほうがいいこと」と「やらなければいけないこと」ゴールにたどり着くために、 「やったほうがいいこと」と「今やらなければいけないこと」 の区別が付けられているか。 この問いにこの本で言いたいことの全てが