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不可逆ステーキ

何して生きてる?
肉をたべた


チェーンのステーキハウスに行った。

焼き方を選べたのでウェルダンにした。
ステーキはミディアムレアにしとけ通っぽくも見えるし、っていうのを私は世間から感じている。けれども、私はよく焼きが好きだから。

休日だったからまあまあ席も埋まってて、厨房から聞こえるジュ〜という音を聞きながらまっていた。

しばらくして鉄板にのってやってきたステーキ。
熱々のそれにナイフをつきたて切り分けると断面は赤かった。
メニューの焼き加減説明の断面はベージュだったので少しびっくりした。

まあそこまでこだわりはないし、と思ってまだ熱い鉄板に断面を押し付けて食べた。美味しかった。


食べながら、客が選んだ焼き加減よりも若干はやく鉄板から引き上げるのではと思った。

追加で加熱は可能でも、肉を生に戻すことはできない。

もしも「頼んだ焼き加減と違う!」と客に言われた時に、加熱が足りないのだったら一旦下げて加熱することで調整は可能だろう(衛生やら規則やらは無視するものとする)。でも逆に焼きすぎだった場合その肉を生の状態に近付く方向に変化させることはできない。別の客に出したりすることもできない(はずだ)し、おそらく廃棄だろう。

それは店にとってマイナスになる。だから避ける。
そんなことを考えた。

まあ、たまたま調理担当の人が上手くなかった可能性もなくもないけど。



体がだるくてしんどかったけど肉食べたら元気でた。すごい。

生きてる。

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