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ITストラテジストを受験するので、4月2週目にやったこと

4月21日の受験日まで1週間を切ってしまいました。正直昨日あたらめて考えてみるまでこんなにすぐだとは思ってみませんでした。。。

午後II対策

ITストラテジスト試験の午後II問題は、お題を提示されるのでそのお題に則って即興でIT話を創作するというものです。昨日は以下の問題を解いてみました。

令和元年度 秋期 ITストラテジスト試験 午後II 問1

全文書くと長いので、構想だけを書こうと思います。

設問ア

第一章 対象となった企業の事業概要・事業特性、解決した事業課題と、その背景。

1-1 対象となった企業の事業概要・事業特性
対象の企業は大阪にて長年警備業を営む中堅企業、本社にて勤務している人数は30名程度だが、登録しているアルバイトの警備員は1000名を超える。常時稼働している警備員は300名程度で、大阪府を中心に関西の複数現場で勤務している。各現場には基本的に管理者が常駐しており、所属警備員の勤怠管理を担当している。また、年に数回大きなイベントが発生しており、その際には本社勤務の担当者が現場に所属していない人員や、各現場に依頼し人員を調整してもらうことで対応できる警備員を集めている。その関係上、特に多くの人員を抱える現場の管理者の声が大きい環境になっている。

2-2 解決した事業課題とその背景
事業課題として本社勤務のメンバーの稼働が高く、定着率が低いことが長年問題となっている。一人情シスとして本社に勤めるITストラテジストの私は本社勤務メンバーにヒアリングを行いその背景を確認した。インタビューの結果、人員調整と給与計算に多くの時間が取られていることが分かった。人員調整については上記の通り電話などアナログな確認が主になるため多くの人的コストがかかっている、またアルバイトの給与が週払いのため現場管理者からFAXで送られてくる勤怠表を目視でシステムに入力し給与の支払いを行っており、記入や、集計やシステムへの入力に現場、本社ともに人的コストがかかっている。

設問イ

第二章 事業課題解決のために実現した業務プロセスと用いたディジタル技術、行った検討

2-1 事業課題解決のために実現した業務プロセスと用いたディジタル技術
上記の課題解決のため、私は給与計算の業務プロセスを以下のように変更した、警備員はWebシステム(勤怠管理アプリ)に勤怠した時間を入力、現場管理者は勤怠を承認する。本社勤務のメンバーは時間と入金額の確認のみを行う。また、人員調整も同様に勤務可能日をWebシステム(人員調整アプリ)にアルバイトが登録、現場管理者、本社勤務メンバーがそれを確認し業務を割り振るように変更した。
用いたディジタル技術は、アプリ、データベースにクラウドプラットフォームを利用、APIを使い給与システムに日次で情報を同期するようにした。

2-2 業務プロセス実現のために行った検討
機能・性能・信頼性に問題がないことを確認するため、最も大人数の現場にてパイロット展開を行い検証をおこなった結果、現場管理者の工数が大きく削減され、FAXなどの入力に比べミスが削減できた。また、人員調整アプリは利用が簡単であったため、閑散期である6月に一斉にパイロット利用を行い同時接続の信頼性も確認した。

設問ウ

第三章 業務プロセスの変更の効果について事業部門に行った説明と、指摘を受け改善したこと

3-1 事業部門に行った説明の概要
システムのイニシャルコストは大きくなるものの、ランニングコストと定着しない人の採用コスト、残業に関わる人件費などを比較するとランニングコストの方が安価であり、3年でイニシャルコストが回収できる旨を説明。また、法令遵守の観点からも導入が必須であることを説明し、現場本社ともに納得の上導入を行った。

3-2 事業部門からの指摘とそれを受けて改善したこと
大きな現場の管理者の声もあり現場・本社ともに概ね好評であったが、アプリの使い方やスマホを持っていない人に対する対応について指摘があった。そこで私は、アルバイト採用の入社時と、定期的に行われる研修の項目にアプリの使い方のレクチャーを追加することにした。また、スマホを持っていない人については、責任者にSIM付のタブレット端末を貸与することで勤怠アプリや、人員調整アプリにアクセスできるよう調整した。

所感

30分ぐらいで大本は作って、その後ここに書きながら細かいところは調整しました。まぁ、これもPCだから出来てますが実際に試験の用紙に手書きするとなるとさらに乱れることになりそうです。
前回もそうだったのですが何故か20代の頃働いていた警備会社を思い浮かべると書きやすいです。今の会社の話は書きづらいですしね。上記だと、アプリ作って解決となってますが実際のところアプリにアクセスできない人がいるので、電話対応を0にはできないんですよね。その辺りを突っ込まれると厳しいかなぁと思ったりしました。

ITストラテジストの試験は、こんな感じで出来るだけ矛盾のない妄想を垂れ流す試験だと理解いただければ幸いです。

前回


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