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SpreadSheetのvlookupで左側を引っ張ってくる

正確にはGoogle SpreadSheetで、元の表に変更を加えずに、検索列の左側にある列の値をvlookupと表の結合を使って返す方法です。

vlookupは便利なのですが、指定範囲の一番左の列で値を検索して、インデックス番号で指定された列の値を返すという仕様上、値を検索する列よりも左にある列の値は範囲外なので返してくれないのが難点です。表に変更を加えてよければ並び替えしちゃえば解決なんですが、そうもいかない場合がある。じゃあ、どうやるのかというと、以下の通りです。

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見ての通り、「c」(A7)を検索値に指定して、「fuga」が返ってきています。ちょっと見慣れないのが範囲指定({C2:C5,B2:B5})かと思います。これは以下の様に、元の表の左右を入れ替えた表を生成する式です。

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つまり、vlookupは式の中で生成された表(左右逆の表)を参照し、通常通り検索列の右側の列から値を返しているというわけです。

ちなみに、表の結合は縦にすることもできます。指定方法は以下の通り、セミコロンを使います。

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こう言った、反対から引っ張らないといけない表ってのはそれ自体がイマイチな可能性が高いですが、そうは言っても簡単に作り替えできないのが社会人の辛いところなので、こう言った小技を覚えておくと役に立つかもしれないです。




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