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うるう年、うるう日、うるう秒

1太陽年は365.2422日と、ぴったり365日ではないので、太陽暦では1日単位で近似して、365日または366日を一年としています。

365日に加えた1日を「うるう日」とよび、うるう日のある年を「うるう年」と呼んでいます。季節がだんだんずれていかにようにするための調節機能を果たしているわけですね。

現在私たちが使っている「グレゴリオ暦」ではうるう年を次のように決めているそうです。

(1) 西暦年号が4で割り切れる年をうるう年とする。
(2) (1)の例外として、西暦年号が100で割り切れて400で割り切れない年は平年とする。

協定世界時 (UTC)と地球の自転による天文時の差を補正するためにうるう秒の挿入も行われてきました。2017年の日本時間の8時59分59秒の後に8時59分60秒が挿入されたと話題になっていましたね。1972年以降、今まで27回うるう秒挿入が実施されてきたそうです。

しかしこのうるう秒による調整は2035年までに廃止されることが決まっているようです。

なかなか奥が深いですね。

そういえば、私が海外赴任中、妻がお手伝いさんのスケジュール管理のために、いつでも任意の連続する2か月分のカレンダーをプリントアウトできるようにして欲しいということで、エクセルで上記の「4で割り切れる年」だけではないうるう年ルールが適用されるカレンダーを作成してみました。

まあ、当たり前ですが、まったくその機能が発揮されることもなく赴任が終わってしまい、無駄な機能で終わってしまったことを思い出しました。


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