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言うべき時に言うべき事はちゃんと言いたい (言わなくてもいいことは言わない)

他人の行動を見てどうしてもひとこと言いたくなることが誰でもあると思います。

他人の行動が、
(1) その人や周りの人に危険を及ぼすから指摘したくなるのか
(2) 他人の人権を侵害しているから指摘したくなるのか
(3) 倫理的に問題があると感じて指摘したくなるのか
(4) 自分の常識と合わないから何か言いたくなるのか
(5) むかつくからひとこと言いたくなるのか

最初の二つは出来れば勇気をもって指摘できるようになりたいなと思います。

しかし、(5)は論外としても、(3) (4)と進むにつれ、本当に自分が目くじらを立てて指摘する必要があるのか冷静になって考えたいと思っています。

ああではなく、こういう風に行動すればもっとうまくいくのに、と他人の行動を見て思う時でも、赤の他人にまでムキになって指摘したり、非難したりすべきことなのか一呼吸おいて考えたいと思っています。

相手が私の意見を聞き入れてくれそうな人なのかも、あるいは自分との関係性も、実は指摘するかどうかの判断基準にしています。

そうこうしているうちに (5) (4) (3) と、大体は自分の心にしまっておくことになることが多いです。

なんでも思うことを相手に指摘することが良いことだとも思えません。自分が指摘される立場だとしても、いつでも素直に聞き入れられるとも思えません。

ただ、他人の行動を見て自分の行動を見なおすことはできます。まさに「他人のふり見て我がふり直せ」ですね。「スルー出来る能力」も、ネット社会や人間関係でうまくいくための重要な能力なのかもしれないと考えたりしています。

一方で、社会人になって一番難しく苦労してきたし、大切だと思うのは、「言うべき時に言うべき事は言う」だったかもしれません。この「言うべき時」と「言うべき事」の見つけ方が特にビジネスでは難しく、そして緊張をもって臨まなければならないところでした。

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