見出し画像

【ホロスコープ】金星にまつわる話

ご縁あって鑑定していただいたお話からの、Maki11様の持つ金星のお話になります。
Maki11様の鑑定記事はこちら!↓

Maki11様の西洋占星術チャートの中にある月と海王星についてはこちらの記事で触れました。↓

しかしMaki11様の西洋占星術チャートには他にも大きな要素がいくつかあります。無遠慮にそれを語ることは果たして良いのだろうかとかなり頭の中をぐるぐるさせたのですが、外に焦がれて出るという鑑定ワードを胸に、一歩前に出てみようと思います…。

Maki11様の太陽は金星が強い

SNSのほうに上げておられますチャートからの印象ですが、牡牛座の太陽と金星が10度差で合です。太陽との距離が近づきすぎても「その天体を使いこなすのが難しい」と言われておりますので、10度差はちょうどいいのかもしれません。牡牛座の支配星は金星ですので、非常ーー~~~~~に金星が強くなる組み合わせなのではないかなと思われます。
まず太陽の状態を見ていきましょう。太陽は火星と180度のオポジションです。この蠍座火星は「一度火がついたらやりぬく集中力」もありますし、「0か100か」の蠍座ですから、鍛えないと蠍座火星に振り回されてしまう場合もあります。見た感じでは安定していそうな気がしますが、表に出ていないだけかも…?
同じ蠍座に土星があります。チャート内ではアスペクトしておりませんが、その人物を掘り下げる場合は10度差まで広げて見ることにしているので、太陽-土星180度が成立するということにします。そしてこの土星は火星と8度差で合。太陽-火星土星180度という図式になりますね。
火星は勢いを出す星、土星はストップをかける星。気持ちよくスピードを出して走りたいと思いつつ安全運転をするので、ストレスの溜まる一面があるアスペクトです。合なので90度ほどそこまで悪い一面は出にくいかと思います。素直に安全運転が出来るタイプですね。
太陽だけで言うならば、かなり忍耐力のある実直な御方であります。牡牛-蠍の180度は少し防御壁のようなものを出しがちなところがありますが、金星の華やかさでその空気は薄らいでいる気がします。牡牛は腰が思い星座ですし、蠍も「私のことがわかるわけない」と思ってしまう部分があるので、もしかしたらフットワークは軽くはないかもしれません。あくまでも星座はそういう傾向がある、というだけなので、当てはまらない方もいらっしゃいます。
太陽と月が120度です。これは素直に自分を表現することが出来る傾向なので、社会と内面の自分に対する葛藤は少なそうです。ところがどっこい。これは月の項目で補足したいと思います。


月はいいけど月がよくない

詐欺みたいな見出しを書きました。すみません。でも多分こう書いたほうがわかりやすいと思います。
太陽と月は120度で調和していて、非常に良いのです。その一面だけを見れば、です。人間は一面だけではありません。多面的な生き物です。良い一面があればあまりよくない一面もあります。
それが月-海王星の90度です。
月と海王星の話に盛り込もうか迷ったレベルで大事なお話をします。
月と海王星のアスペクトは夢を見るアスペクトです。
夢に浸かるところは良いところです。ですがこの海王星は夢を見せるだけではありません。「不安感」も一緒に持ち込んできます。
鍵を閉めたか忘れてしまった、コンロの火をかけっぱなしで出かけてしまったかも!どうしよう!…このくらいならまだ可愛いほうです。
「もしかしたらあの人に嫌われてしまったかも…」「もしかしたら私は必要のない人間なのかも…」と、不安が勝手に生み出されます。
心の霧
を生むのが海王星の性質でもあります。これで悩んでる人多分いっぱいいると思う。
幸いにしてMaki11様のインド占星術の鑑定体験の記事等を拝見する分には、悪いようにはでていないようなので、そこは安心ポイントでしょうか。
月-土星の45度のセミスクエアもあるので、心に制限をかけるところもほんのりありそうですけれども、良い方に向いているかもしれませんね。
何事も良い方に向かって使えば問題は少なくなりますので、非常に良いことだと思います。
月-火星も6度差で60度のセクスタイルになりますので、ここは強さが出て良さそうですね。でも乙女-蠍って本当に細かくてですね…。(自分が持っているアスペクトなので思い当たるがありすぎる)
私の場合は冥王星も絡んでるせいか「もう許せない!なんでこうなの!」とゼロヒャクが発動したりするので、Maki11様の月-火はそうではないと良いなと思います。太陽が牡牛なので爆発しない限りは穏やかなのかもしれない。双子座って全然隠さないですからね…。

水星と金星

牡羊座水星と牡牛座金星はセットで見ていきます。この水星金星はアスペクトはしておりませんが、どちらも月と天王星にマイナーアスペクトを組んでいて目立つ配置になっています。135度か150度のどちらかかな?一見するとあまり表に出にくいアスペクトですが、本人からすると無意識の葛藤になったりもします。総合してまとめると、おしゃべりに長けた人、でしょうか。少し鍛える必要があるアスペクトです。
おしゃべりというのもタイプがありまして、私のように水星火星のアスペクトもおしゃべりに含まれるのですが、これはどちらかというと議論アスペクトになります。
対して、金星と水星の絡みのアスペクトは「話してて朗らかに楽しい!」と言った、おしゃべりをほんわかと楽しむアスペクトになります、お客様とお話するのであればこちらの金星水星のほうが向いているんじゃないかな、と私は思ってしまいますね。火星はどうしても威圧感とか争いのオーラが出てしまいますから。
お客様は金星水星の占い師さんのほうが安心すると思います。
水星は海王星と120度。月が悪い方向に行きにくいのは、水星海王星のおかげでもあるかもしれないなぁとも思いました。
そして水星-冥王星180度。私も120度で持っておりますが、水星冥王星を活かしてる人ってなかなかいません。冥王星なので極端な出方をするんでしょうかね…。
極端な知識欲、コミュニケーション能力、研究アスペクト、といった象意でございますが、Maki11様はインド占星術やタロットの方面でこちらのアスペクトを活かされてる気もします。ぜひ感じるがままに突き進んでいただきたいですね…!

金星と木星の120度のトライン

はい、やっと本題です。お前は話が長いんだよ!ってよく自分に言われます。
私はクリエイティブなことが大好きなので、ありとあらゆるジャンル(絵、動画、配信)をやってきましたが、こういうクリエイティブなジャンルって金星のアスペクトはとても大事なんじゃないかって声を大にして言いたい。
まず愛嬌がある!自分をおしゃれに見せる美意識もある!木星が効いているので発展性もある!…と、金星の良い一面だけを見たような感想を述べました。
月の項目でも言いましたが、良い一面もあればあまりよくない一面もあります。
太陽-土星が180度と私は言いました。太陽-金星10度の合だと私は言いました。金星-木星120度と私は言いました。
でもこの金星…、蠍座土星と180度のオポジションなのです。
自分が太陽-土星の180度を持っているのでこの時点でなんだか嫌な予感がビシビシ沸き起こってくるのですが、土星は抑圧の星です。木星と土星も60度で調停のような形にはなっておりますが、見方を変えれば「太陽-金星-木星-土星」でぐるぐるエネルギーが回っているということです。
太陽-土星-木星-キロンでぐるぐるエネルギーが回っている自分自身に置き換えて考えるともう本当に嫌な予感しかないのですが、輪のようにアスペクトを組んでいる場合、全て満たさないとバランスを取りにくいです。多分本人が一番よくわかっているのではないかと思います、これは。
私はMaki11様のことを「金星の人」だという印象を持っています。ものすごく華やかで美しい印象です。しかしそこには土星が絡んでいる。

6ハウスは「敵や争い事」
何に打ち勝てて何に負けるのか等、幼少期の私が関連してきます。
「感覚」という象意もあり女性の場合ある事と関連付けされているようです。
(私は中絶や流産、3度の出産を経験しており、ホロスコープにも出ています。)

https://note.com/may11m/n/n7650e1d6baed

恋愛問題「だけが」わたし最悪らしい。
この恋愛・異性・結婚問題は
算命学的にも先祖のカルマとして持ってるんす。
私の金星GKなんですよ・・・白目
GKって「障害や困難」を表すやつですの、奥さん。

https://note.com/may11m/n/n0bc18a92170c

あっ…あっああ……😭
金星を鍛えるように背負ってきてしまったのでしょうか…。
太陽だけでも土星を鍛えるのは大変なのに、金星の分野まで乗り越える必要があるのです。私からしたら2倍ですよ。えっ…この人生を2倍…????となって閉口してしまいます。
でも太陽と木星も8度差で120度になってると思うので、どこか恵まれてるところもあると思います。しかし土星も入っているので手放しに喜べない…。占星術って安易に「◯◯だから良い!」って言えないんですよね…。良いところと悪いところは表裏一体。良いということは悪くなることもあるということであり、悪いということは良くなることもあるということです。

妥協しなさい。と何回言われたか・・・
話を聞いてあげなさい。とか。
分かり身が深いのですよ。
色んな意味で「異性を受け入れる」
課題なんかもなぁ。

https://note.com/may11m/n/n0bc18a92170c

この辺りは複合的な要因がおそらくあって、水星が牡羊座なので火星の男性的な成分がオーラがとして出るところと、好みの男性のタイプが蠍座の火-土合なので、ここの噛み合いが渋滞を起こしているような気もします。
水星は山羊座の海王星と120度のトラインなので、確かに「妥協」というワードがでてくるのも納得です。
活動宮の牡羊座なので動き回りたいでしょうし、リリスも牡羊座にあるのでここを抑えるのは難しいでしょう。山羊座の海王星を解すイメージのほうが使いやすいかもしれません。解すといっても全身のコリを解すイメージで十分です。
ジュノーも双子の終盤度数ですし、蟹座寄りの話を聞いてくれるタイプ&話してて楽しい人がお好きなのではないかと…。同時にキロンも双子にあるので、コミュニケーション等への苦手意識もあるかもしれません。ヘッドとの合にもなっているので人生のテーマにもなっているかも。
冥王星-ジュノー120度もあって、主張の強さ?圧?があるかもしれません。
なぜなら私も冥王星ジュノー120度を持っているので…… ……(閉口していく)
私の場合は異性関係を早々に諦めているので、主に主張先が同性の女性になるのですが、なかなか自分と合う人間はいないのでくすぶっている状態でした。自分の魂のステージを上げることで満足するレベルの人間を見つけることは出来たので、向き合えば良い出会いがあるかもしれません。
Maki11様とやりとりをした際に、エネルギーの香りとしてすごくいい匂いがしたのですが、金星が効いている方というのは様々でして、クリエイティブ方面ともなると「私が一番!」というギスギスした濁ったエネルギーになりやすく、金星が効いた人間は食あたりを起こすので苦手意識がありました。
でもMaki11様のエネルギーの香りはいい香りがしたので、ご自身を信じて高みに向かえば金星の課題も解けるのではないか…、私はそう感じております。
何度も課題を乗り越えてきた人間のエネルギーは質が良いのです。いい香りがしたということはそういうことです。
インドにおける各種天体の読み方も気になるところですね。西洋とはまた違う一面が見れそうです。

チャートのアスペクトからざっと読んでみましたが、果たしてどこまで読めているのかドキドキものです。インド占星術とは違う読み方も多分に含まれていると思います。
西洋はインドと違って内面をあまり重視しないスタイルで、私が読む時はめちゃくちゃ日本人向けにカスタムして読んでいるので、そのまま読んじゃうと日本人には当てはまらないところがあると思っています。
インドはその点内面を重視するスタイルですし、日本と文化的に近いところがあるので親しみやすいのではないかな…。
などなど、占星術の異文化交流を考えていたのでした。
語るべきポイントはまだまだありますが、また機会がありましたらその時にでも…!

貴方がいなければ私はもう生きていけません