【3年・7期生】2021年6月9日 春学期第8回ゼミ
こんにちは!初めまして、目玉焼きにはごはんと醤油とウインナーとレタスでしょー!と思っている南後ゼミ3年のN.M.です(出だしからうるさいなこいつ)。正直に告白しますと、この記事、下書き状態で放置してしまい、ほぼ一か月経過していました...!!!(-_-;)わーーーー!!そんなダメ人間でごめんなさい...!そして投稿記事の順番かき乱してすみません!全力で書いたのでゆるしてー!泣
【活動報告】
今回は文献輪読4冊目として、『場所でつながる/場所とつながる:移動する時代のクリエイティブなまちづくり』(弘文堂,2017,田所承己)を読み、各班発表しました。
《1班》担当:第2章 モビリティ時代と場所〜3章 コンテンツツーリズムと「場所」観の変容—アニメ聖地巡礼と大河ドラマ観光—
2章では、グローバル化により境界を越えた交流、多様なシェアの広がり✨など、〈目の前の相互作用〉と〈距離を超えたやり取り〉が絡み合う現代社会での「場所」の持つ意義の変化を捉えていく内容になっていました。
さらに、「場所」と「メディア」の観点から、大河ドラマによって触発される「大河ドラマ観光」と、アニメ人気などによって誘発される「聖地巡礼」の特徴の解説がありました。
個人的に特に面白かったのは、「コレクティブハウス」です!簡単に言うと、子供のいる世帯がシェアハウスしている、みたいな感じで、家族という境界線を越えた育児、生活が営まれているとのこと。すごい時代だなあ....☺
《2班》担当:第4章 現実空間のコンテクスト転換〜5章 データベース消費とコンテクスト転換
4章から5章にかけては、主に「まちづくり」についてです。「リノベーションまちづくり」は、
「テーマ化」「景観まちづくり」「地域ブランド」
の 3 つの観点から考えられる!そして、モビリティと場所の関係性についてと、「データベース消費」と観光のまなざしの比較について、話されました。さらに、まちづくり(地域再生)のプロジェクトには、場所のコンテクスト転換が注目されているとのことでした。
考察では地域ブランドに関して、「ゆるキャラ」を取り上げてくれました!我らがめいじろうも 2017 年のゆるキャラグランプリで 681 キャラ中 31 位にランクインしているらしく。先生からは、卒業生輩出数に因果があるのでは?とのご指摘をいただきました!なかなかにマンモス校ですからねえ....☺
《3班》担当:第6章 人はなぜ場所に集まるのか―都市空間とコミュニティカフェ〜7章 境界を超えるつながり—コワーキングスペースとアートまちづくり
ここでは、コミュニティカフェやコワーキングスペースを巡る近年の状況やそこで広がる空間の特性などについてのお話がありました。
人はなぜ場所に集まるのか、深いですね...!
モビリティ性の高い現代だからこそ、リアルな空間としての「場所」はセレンディピティが生まれうる場になる!そしてその「場所」には、人を集めるための「ブランド」力が必要だよー!ということでした。
《4班》担当:第8章 媒介的空間と創造都市〜終章 モビリティ時代のクリエイティブまちづくり
これまでさまざまな人々が集う空間について見てきたところで、その媒介的空間・媒介的存在についてのお話でした。
「自分のなじみの世界」と、「非日常のみんなの世界」、それを媒介するのが、「日常の自分の世界のすぐ近くにあって別の世界と接触しそれを垣間見ることができる場所」(たとえば、公園、公共機関、コンビニとか)であり、別世界との接触の媒介の場になっているのだということ。
そして、地理的移動性や距離を隔てた社会関係が支配的になっている中、なぜクリエイティブな人材は、特定の「場所」に集まるのかについてのお話がありました。また、最後の章ではこの本のまとめと、創造的地域づくりとしてのまちづくりについてのまとめがありました。
そして!
学生のディスカッションの時間では、今回試験的に『刺激的だけど安全なコミュニティとは?』という議題設定で話し合いをしました!
1班「部活の大会!」(所属先(部活)が一緒の人たちで集まる安全感。だが他校の生徒たちが集まっていて刺激的!)
2班「コワーキングスペース」(そもそもなんで他の人たちと一緒にやるのか、他者からの監視あるいはコミュニケーション、相反する気分を活用)
3班「アルバイト先 接客のアルバイト」(いろんなお客さんとの接客は刺激的、知っている従業員がいることで安全感。塾など、その業種によっては非刺激的になるかもしれない。)
4班「メディア」(家に居ながら外側の情報を知れる 匿名性による安全
中学 地元の中学にあがると、進学してくる小学校決まっている!)
【都市論ネタ】
さて、今回の都市論ネタですが、私は気になっていたのに行けなかった建築関係の展覧会といま行きたいなーと思っている展覧会をいくつかご紹介したいなと思います!
まず、6月まで世田谷美術館で開催されていた『アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド―建築・デザインの神話』という展覧会。
☟これ!
私は行きたかったのに行けませんでした(´;ω;`)アアルトっていう、建築で有名なフィンランドの夫婦がいたんですが、その二人のアアルト建築についての展覧会でした。ヒューマニズムと自然主義が共存しているのがアアルト建築の特徴だそうで、二人は建築の設計だけでなく、家具まで作りました。特に、あるスツールが有名で、名前は「スツール 60」です。画像引用するのっていいのかな、わかんないな、って思ったので、下に描いてみました。へたくそですみません!こんなスツールです。見たことありますよね!?わたしの家にはこんな形のイケアの椅子があります!(笑)(イケアはスウェーデンですね笑)
そして、アイコニックビルディングで非常に有名な、日本を代表する建築家、隈研吾さんの展覧会、
『隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則』です!
こちらは東京国立近代美術館にて、
2021年6月18日から9月26日まで開催中です。
「人が集まる場所」って、どんなところかな??というところも見てきたことですし、都市情報論の授業内容とも、今回の文献輪読とも、非常に関連性があるのではないでしょうか!ゼミの同期たちにもスラックで共有してみちゃったりしました!(笑)今度行きましょー??
あれ、結局個人的な趣味の話みたいになってしまいましたね、すみません(笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?