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#015 データ班 進捗 ~05/12

こんにちは!
『Tokyo Scope 2023』広報チームです

今回から4回に分けて、
今年の「ニュー・ノーマル」特集を構成する4つのコンテンツ案を紹介します

これから約半年をかけて改良に改良を重ねていくコンテンツの卵です
完成した紙面と見返してみるのもアリかもしれません!

さて、1回目はデータ班です!


企画について

序章として、本書におけるニュー・ノーマル概論のような立ち位置を担います

その後に続くメインコンテンツとリンクしながら、
読者に納得して世界に入ってもらうために(ある程度)網羅的に扱うことを目指すコンテンツです

「検索」「コロナ禍」「距離感」「消費生活」の4つで構成されます

《1》「検索」とニュー・ノーマル

「ニュー・ノーマル」の文字を、関連ワードやweb記事のタイトル、写真などでコラージュする、ビジュアル先行のページです

本紙におけるニュー・ノーマルの幅広さを示すと同時に、読者とのギャップを減らすことを目指します

たとえば「ニュー・ノーマル」という単語の検索回数については、
2020年4月中旬をきっかけに大きく増えていきました

Google Trends より

検索を軸に、人々の間になんとなく共有されている
「ニュー・ノーマル」のイメージに迫っていきます

《2》「コロナ禍」とニュー・ノーマル

新型コロナに関する3年間のデータを独自の視点でまとめていくページです

コロナ禍を公的な統計から見直した上で、
10代後半から20代前半をコロナ禍で過ごした若者としての視点に落とし込むことも目指しています

《3》「距離感」とニュー・ノーマル

ニュー・ノーマルの一つの側面として、
「離れていても繋がっている」ことがさらに明確かつ意識的になったことが挙げられます

飲みニケーション、親戚付き合いなど
従来の距離感(=長時間一緒の空間で分かり合おう)を否定する潮流が元々ありました

そこにリモートワーク、オンデマンド授業の普及とシステム整備が起こり、非対面コミュニケーションが身近になりました

その一方で、
スーパーチャット(オンラインの投げ銭)でお金を払って推しとコミュニケーションを図ったり、位置情報を共有したりする若者も増え、
コミュニケーションに対する欲望が消えたわけではありません

そもそも「距離感」とは何かを問い直すページになります

《4》「消費生活」とニュー・ノーマル

ニュー・ノーマルな消費生活は、
ショップと自宅との関係がグッと近づきました

ここには輸送サービスの進化が強く関係しています

そこでデータ班では、東京23区のスケールで、
クロネコヤマトの倉庫や商品数、運ばれる仕組みにスコープを当てていく予定です

時代ごとに変化する倉庫の数や商品、それらを取り巻く仕組みには技術革新や企業努力も反映されています

また、Amazon hubやクロネコスタンドのようなセルフ型の荷物受け取り場所という新しいタッチポイントにも注目していきます


学生や先生からのフィードバック

この企画案を受けて学生からは、

  • 「消費生活」とニューノーマルについてのところで
    フリーランスの配達員がいるのであればその増加・減少数などを見ても面白いのではないかと思いました

  • 後の3班へ繋げる役割があり難しいところかと思いますが、
    もう少し後の3班のことを考えすぎず、ニュー・ノーマルの全体像を示してもよいのでは

などの意見が出ました

また、先生方からは

  • それぞれのトピックが興味深い反面、コラム集になりかねない
    どのように「データ班」としてまとめていくのかが肝になりそう

  • データ、統計を扱うときは、
    テキストとインフォグラフィックスのバランスがポイントになる

などの意見をいただきました


今回はデータ班の活動進捗でした
いよいよ企画案報告もスタートし、コンテンツ内容について具体性が問われるようになってきましたね!

他のメインコンテンツの”入り口”ともなりそうなデータ班
今後どのようになっていくのか、注目です

次週は「ヒト班」紹介を投稿します
更新をお楽しみに!

記・澤井雅治(南後ゼミ8期)





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