「エルダー・スクロールズ・オンライン」コンソール日本語版に感動!犯罪は蜜の味~TESファン誕生!
ついに出ました!!「エルダー・スクロールズ・オンライン(以下ESO)」コンソール日本語版! 語彙力を失うほどの映像美、懐かしの"ドヴァキン"テーマソング…待っていて本当によかった!!
思えば私が初めて「The Elder Scrolls」に触れたのは、某ゲームメディアで当時ダウンロードできたシリーズ3作目「Morrowind」の時間制限付き体験版。どんなもんだろうとゲームを立ち上げてダークエルフの街に降り立ったわけですが、いきなり刺激的な経験をすることに。
何気なく街にある民家に入り、オブジェクトにカーソルを合わせると赤いマークが表示されたんです。これは…もしや…“犯罪”マーク!?
もちろん人様の家に無断で入って物を盗るのはいけないこと。ですがこれはゲームの世界!「ドラゴンクエスト(※ちなみに大ファン)」の主人公なんてタンスやクローゼットからでもアイテムを取り放題ですし、当時の時点でプレイ済の海外ゲームでさえPCやNPCからスリができるくらいで、建物などに置いてある物を手に入れるのは基本的にノーリスク。
なのに「Morrowind」では、他人の家の食器1つ頂戴しても"犯罪"のルールが適用されると…!? そう考えると一気に緊張感が高まり、マウスを握る手にも力が入ります。や、やってやる! 犯罪がなんぼものもんじゃー!!
…まあ、意気込みはともかく初めての盗みは拍子抜けするほどあっけなく終わったのですが、1度味わったスリルはそう簡単に忘れられないもの! 物の価値もわからないまま犯罪に手を染めていき、気づけばあらかた盗り尽くしていました。
これは面白いぞ!と次々と侵入を繰り返していると、突然事件は起こりました。盗品を抱えた私の前に、鎧をまとった人物が立ちはだかったのです。そう、彼は衛兵! 犯罪行為が見つかっちまったかー! この衛兵、やりおる…。
ワクワクしながら手に入れた盗品は、当然没収! その後も衛兵を出し抜いてやろうと攻防を繰り返し、コツをつかんだ頃には体験版の制限時間も残りわずかに。いくらなんでも夢中で盗みすぎだろう、私。
さすがに体験版を盗みだけで終わらせるのはもったいないので、慌てて街の外へ。最初に出くわしたのはハイファンタジーには欠かせない小柄なモンスター、ゴブリン君でした。駆け出し冒険者にはちょうどよさそうだと判断して戦闘を始めると、迫力のある視点やゴブリンのアクションがコミカルでかなり好み。おー、モンスター戦もいいじゃない!
そのまま道沿いに点在するゴブリンを倒して進んでいくと、今度はダンジョンの入り口らしきものが! 意気込んで突入すると、ちょうどそこでタイムアップとなってしまいました。これからが大冒険の始まりだったのに!
かくして1人の「The Elder Scrolls」ファンが誕生し、私がもっとも愛する「Oblivion」、お仕事でも関わった「Skyrim」、さらには先日からコンソール日本語版の配信を開始した「ESO」との出会いに繋がっていくわけですが、長くなってしまったのでそれらについてはまたの機会に。