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アメリカでのパスポート更新(NY版) その①

先日初めてアメリカでパスポートを更新してきました。
10年有効の旅券を取得したので、次に更新するのはまた10年後とかなり先ですが、中国・上海で更新した時と違っていた部分なども織り交ぜながら、準備方法等まとめておきたいと思います。

(パスポート申請方法に興味がない方はスルーでどうぞ。その②後半に、ニューヨークで撮った写真を置いてますので、良かったら見ていってください。)


海外でのパスポート申請について


日本のパスポートは有効期限まで1年未満となると更新(切替)することができるのですが、上海では日常の買い物で足を伸ばす範囲内に領事館があったので、期限が切れる1ヶ月くらい前に準備を開始すれば、期限内には更新完了できていました。(注:記載事項に変更がある場合は、日本から書類の取り寄せが必要になるので、余裕が必要です。)

申請時に古いパスポートは領事館預かりとなり、紙の控えを受け取ります。国内・国外への出張等でパスポートが手元にないと困る人は、事情を説明し、必要であれば会社からレターを出してもらう等でパスポートを手元に持っておくことができます。

(アメリカでも同様の取り扱いをしているのかは、今回私は遠隔地からの申請、という方法を取ったので、未確認です。)

パスポートの更新が近づいていることを意識したのは、昨年後半でした。今住んでいるところを管轄するのはニューヨークにある総領事館。コロナ禍も少し落ち着いてきていた頃ではありましたが、時々聞く地下鉄での暴力事件や、アジア系の人たちへの暴力事件等を見るにつけ、出来たら近づきたくないな〜、と思っておりました。

ニューヨーク総領事館のホームページを見ると、遠隔地に住む人には、通常の方法(申請・受取の2回総領事館を訪問する)に加えて、①領事出張サービスの利用 ②郵便による申請の2つの選択肢がありました。

①だと、ニューヨークまで出る必要がないようでしたが、このコロナ禍で急に取消になったりすることもあったようです。行われたとしても年2回(春・秋)のみ。

②は事前に申請に必要な書類を郵便で送り、受け取り時の1回のみの訪問で済むとのことで、今回はそちらを選びました。


申請に必要なもの


この辺りは、各国にある日本の領事館のホームページにその土地の事情に合わせた必要書類をまとめてくださっています。今回の申請時に準備したものですが、


・ 旅券申請書

有効期限が5年、10年と2種類あります。上海では用事のついでに領事館に用紙を受け取りに行っていましたが、ここでは簡単に行けないので、外務省のホームページからオンライン上で作成しました。


オンライン上で作れない場合は、郵便で送ってもらうよう、領事館に依頼することができますが、こちらから返信用封筒・郵送料を同封した上での依頼になるかと思います。

オンライン上での作成は、iphoneやipadでも出来たので、入力が苦でなければ楽勝だと思いますが、困ったのは印刷でした。

普段意識していなかったのですが、アメリカの一般的な用紙サイズはレターサイズといって、日本での一般的な用紙サイズA4よりも少し小さいのです。

プリンターの設定を自分で変えられるようになっていればよかったのですが、色々試してみたものの、我が家のプリンターは設定を変えられないようでした。

決められた大きさに申請書が印刷されていないと申請が却下される可能性もあるようで(どこまで厳密に見ているのかは、試さなかったので不明です)、再提出のリスクを避けるべく、A4の用紙を購入することにしました。

今考えれば、外のコピーサービスを提供しているお店等でA4の用紙に印刷を依頼する、という方法もあったかもしれません。


・ パスポートのコピー


写真があるページから身分変更についての記載があるページまで(なにも書かれてなくてもコピーします)


・ その国での滞在身分を証明するもの



不法滞在していません、という証明の為なんでしょう。ビザやグリーンカードのコピー。中国だと居留証や永住権を証明するものがそれに当たるかと思います。


・ パスポート用証明写真 1枚



今回手間取ったのは、最初に書いた旅券申請書の印刷と、この写真です。日本のパスポート用の写真なんて撮ってくれるところがあるのだろうか。。と思ったのですが、ネットは有難いですね。調べたら、walgreens(アメリカのドラッグチェーン店)に写真サービスがあれば、設置されている機械でアメリカ以外の国の規定サイズに合わせて調整できることがわかりました。

写真は2枚セットですが、切ってもらわず、そのまま送りました。(お店の人が切らない方がいい、と教えてくれました)。 領事館に提出が必要なのは1枚のみですが、余った分は、パスポート受取当日に返却してもらえます。写真を送る際には、キズがつかないように、ホッチキスはもとより、クリップなどで止めるのも厳禁です。

私は細かい条件まで英語で伝えられる自信はなかったので、今回の方法を選びましたが、余白や顔の長さなどが規定内に収まっていれば、アメリカのパスポートサイズでもOKのようです。

上海の写真店(コダックなどのチェーン店)でパスポート用の写真を撮った時には、何も言わずとも、シミなど丁寧に取り去られ、こちらが恐縮するほど、美肌調整されていましたが、今回は、髪の毛がとっちからかって見苦しい😅ところを少し修正してくださいました。

その②に続きます。

バクゼンさん専用😊 見えにくいですが、
雛連れで来てくれます。