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あみぐるみ製図関連、コアな話

先日から悩んでいたあみぐるみの製図の話です。ほぼ業務連絡w

ちなみに、昔ですが、ひとつだけ製図を公開しております。

見ておわかりの通り、完全に手書きです。
もともと、わたしはイラスト書きをやっていて、建築図面、お店のポップ書き、などは仕事でしておりました。あとは同人誌、手書き新聞、手紙などで恐ろしい数の手書きをこなしてました。。
30年前、およそ400通の手紙を書いていた時代も。。
なのでわたしを知っている人からしたら、さっさと手書きで書けば、となるわけです。。

あともうひとつ悩んでいるのは、棒針にするかかぎ針にするか。
今依頼されているものは、かぎ針なのでそれは悩んでいないのですが、次の作品として久々にぼうぐるみ(棒針で編んだあみぐるみ)を作るか、悩んでいるわけです。

次はうさぎにします。
悩んでいる理由。ウケるのはわかってる。単純に、ぼうぐるみ作品の販売に若干苦戦したから。でもほとんどお嫁行ってるから。いま思い出して事実と異なることに気づきました。

それまでぼうぐるみを一度も作ったことはなく、当時あみぐるみ協会に所属していて、気分でチューリップ株式会社様のキャリーSプレゼントに応募したら見事に当選し、流れで作品、しかも上級編の、を作ることになったのです。金魚とサバとフェアアイルうさぎ以外、お嫁に行きました。

編み込みのつぐみ、鬼のように糸を渡してます。この辺りで本当にいっぱいいっぱいになってしまい、反動で次の年はほとんどかぎ針編みで編んでいました。

たった数か月で「ぼうぐるみの人」と呼ばれる状態になってしまいました。フェアアイルシリーズとつぐみはすべて、胴体と頭は糸を切らずに輪で編んでいます。靴下の編み方は参考にしましたが、編み図はすべて自分で考えています。編み込み模様も手書きでした。
当時の資料が、自宅での事故により紛失してしまっていますが、一応頭では覚えていますので再現は可能です。

2020年秋ごろのTwitterにかなり書き込みがあります(いただいた約束で、ハッシュタグ キャリーエス ぼうぐるみ かな?入りで投稿してます)

今回やりたいのは、この時は首から鼻先に編んでいたのを、逆に編んでいってみたいのです。難しく編めという縛りもありませんし。

胴体と頭を続けて編む(耳はさすがに一度切るよ、でも面倒な「はぎ」を減らす方法でいくよ)って編んでて楽しいのです。だから、編み図が発表出来る状態に持っていけたら、かなり楽しんでいただけるのでは、と思っているのです。

ヴォーグ学園で講師養成科卒業はしていますが、ほとんどウエア作りだけです。丸ヨークの製図は一応自分で書けます。が、あみぐるみに関することはほとんど習っておらず、テディベアで習ったこと(わたを固くつめること、子供の安全を守ること、顔のしっかりとした作り方、オリジナルパターンは自分で起こすこと)を応用してあみぐるみを作っています。

学園ではほとんど棒針編みだったので、棒針に慣れてたのが良かったのかな。でも当時はマジックループもなく、靴下ブームもなかったので、最近の流行は聞いたうえ、やってみて隙間の出来ない方法を選んでいます。

ぼうぐるみは綿を詰めるため、隙間が透けてわたが見えてしまうのが問題です。なので、いつもより細い針を使ってきつめに編んだり、2本の糸を裏に渡したりしています。(今回は1本でやるけど)

さて、あとはやってみてのお楽しみですか。
家族が作品作りに猛反対してるので、素材、記録も大変です。記録を無くしたのも、散らかしてるからと資料捨てられてしまったからで。。紙で保管が出来ないので、デジタル化しないと、そのうちわたしがデジタルの中にしかいなくなりそうです。。

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