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七賢の次は八仙

以前、「竹林」と「七賢」という日本酒を買ってきて、2本揃えて「竹林の七賢」だと、このダイアリーに書きました。ちなみに、『竹林の七賢』という書籍が講談社学術文庫で近々刊行されるようです。

七賢ときたら次は何かなと考えて、八仙というお酒を見つけたので買ってみました。青森県八戸のお酒のようです。陸奥だから青森なのはわかるとして、八戸だから八仙というのは単なる8繋がりなのでしょうか?

同社のサイトを見ますと

中国の故事、酔八仙(八人のお酒の仙人の物語)では、酒仙たちの様々な逸話や興味深い酒の楽しみ方が語られています。飲む方が酒仙の境地で酒を楽しんで頂きたいとの思いを込めて『陸奥八仙』と名付けました。

とあります。竹林の七賢も酒を酌み交わしていたという故事に基づいていたと思いますので、中国史というのは酒とは切っても切れないものなのでしょう。

ところで八仙というのは中国の八人の仙人のこと、日本でいう七福神のようなものだと言えば理解しやすいのではないでしょうか。数十年前に中国へ行ったときに、こんな人形を買ってきました。いや、誰かの中国土産だったかしら?

とにかく、日本で七人のモチーフがあれば七福神を思い出すように、中国だと八仙になるわけです。道教の仙人ですから、厳密に言えば神さまではありませんが、そこまで厳密にこだわる必要もないでしょう。一人女性が混じっているのも七福神とよく似ています。
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