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リアルイベントは楽しい

今日の午後は梅田の丸善&ジュンク堂書店でイベントでした。大阪でのイベントは何年ぶりでしょう。

昨年くらいから、オンラインではなくリアルでのイベントも徐々に復活してきていましたが、文芸のリアルイベント、あたしとしては久々でした。

リアルにお客様を迎えつつ、オンラインも併用することで、より遠方の方でも参加できるようになり、イベントの可能性を広げたのではないかとも思います。

そして本日のイベントですが、同展で開催中のボラーニョ・フェアに合わせてのもの。ボラーニョの翻訳者の一人である松本健二さんと作家で翻訳家でもある谷崎由依さんとの対談。ボラーニョってどんな人だったの、どんな一生を送ったの、といった入門的なところから始まって、谷崎さんが感じるボルヘスとボラーニョの違いなど、脱線のような、むしろそれが最も重要な本筋であるかのようなトークのやりとりがとても楽しかったです。

オンラインで視聴された方がどのように感じられたのかはわかりませんが、ライブならではなの楽しさ、空気感を久々に味わうことができて、とても楽しいひとときでした。

それにしても、邦訳されているボラーニョ作品、あたしは『野生の探偵たち』だけ未読なんです。でも今日のトークを聞いていると、これこそがボラーニョらしい作品のようなので、早く読まなければと思った次第です。
https://www.rockfield.net/wp/?p=4704

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