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息子を「おまえ」と言わない大人に育てるために

朝、通勤途中、会社に行くために駅を降りて改札を出、エスカレータに乗った。
私のすぐ後ろの男性の電話の話声が聞こえてきた。

「おまえさー、それだめでしょー!」

内容的には上司が部下にダメ出しをしている感じだった。
なんとなく私は不快感があった。

今の会社で、上司から「おまえ」と言われたことはない。
前の会社でも、たぶんその前の会社でも。。。
少なくとも私は名字で呼ばれていた。
おまえと呼びつける上司や同僚がいなかったことに心底感謝した。

最近は職場のマナーとして「さん」付けを徹底するなんて話も聞く。
「くん」や「ちゃん」はNGとのこと。(今のうちの会社はそこまで徹底されていないが)

そういう○○ハラスメント的なこととまた違う感覚で、「おまえ」は無しだな、と思った。
息子を「おまえ」って言わない子に育てたいな・・・でもなぜ「おまえ」はダメなのか・・・説明できん。。。。

なんでおまえって呼ぶのは(少なくともわたしが)イヤなのか?

おまえ、って言われると、
・対等じゃない気がする。上から物を言われている気がする。
・下品な印象を感じる
そんなところか。1つ目が大きい気がする。

「おまえだけが頼りなんだ」みたいな同等の間での言葉もあるが、「○○君だけが頼りなんだ」で全然いいと思う。おまえと言う必要なし。
※昔はおまえは「御前」と書き、相手を敬った呼び方だったそうな。時代の流れとともに使い方も変化している。「おまえさん」はギリギリアリ?

つまり、上から目線で人に指図するような人になってほしくない、対等な関係で依頼をしたりお願いしたりするような交友関係を持ってほしい。そんな気遣いができる優しい人に育ってほしい。

だから「おまえ」を使ってほしくないんだ。
そんな感じかしら?

他にも、「男」ではなく「男性」、「女」ではなく「女性」、等も。
細かな表現を理解し、人を気づつけない優しい息子になりますように。
私も優しい母になりますように・・・。

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