オールドレンズと寒さと私
ヤフオクで前々から欲しかった nikkor 105mm f2.5を買いました。
今日早速試写をしに参りましたが、今は寒さのピーク。最低気温は−10℃、最高気温も0℃まで上がるか上がらないかというところで寒さに震えながらのスナップ撮影になりました。
前々から思ってましたが、寒い冬にマニュアルフォーカスでの撮影は苦行以外の何物でもないですね。悴んだ手でピントを合わせ、震える身体の振動でカメラがブレないよう注意を払ってシャッターを押す。これがなかなかのストレスです。
やはりオートフォーカスと手ぶれ補正は便利だなぁと、つくづく感じましたね。
さて、肝心の写りですが、銘玉と呼ばれるだけあって、やはり素晴らしかったです。なんというか、シャープさと共に柔らかさもある情緒的な写りでした。
この子を撮るのはもう何回目だろう。105mmは猫を撮るのにも良い画角ですね。流石に標準レンズだと遠すぎます。
こちらの喫茶店、内装も非常にセンスがよく、インスタを拝見すると、写真もとても素晴らしく、オーナーさんはおそらく写真やカメラにも造詣がある方なんだろうなと思っています。
望遠レンズは風景を切り取るような感覚ですかね。
やはり標準域のレンズよりトーンが柔らかい気がします。Dfとの相性もあるかもしれませんが、それにしても何十年も前のレンズかこんなに写るなんて、ニコンいいなぁ。言っても当時は相当な高級品だったらしいですもんね。
古い商店街は大好物です。
暗くなってきたのでスナップ終了。この空の色、トーン、大好きです。
おそらくポートレートなどにも最適なレンズだと思うので機会があれば撮ってみたいですね。でも寒さの中でのマニュアルフォーカスはやっぱり、辛いですね。条件がキツイ状況ほど機能性って大事だなぁと思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?