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「不要不急」が終わって

『不要不急の外出は避けるように』との言葉が、日本全体を曇り空のように重苦しく覆っていたのが、やっと空が晴れた状態になったはずなのに、今だ、あまり変わった様子が見られません。不要不急って何だったんでしょうか?

 広辞苑では「不要不急」を「どうしても必要というわけでもなく、急いでする必要もないこと」と説明しています。必要性や緊急性は人によっても違うでしょうし、何が不要で、何が不急だという判断も個人個人によって違ってくるのでは、と思います。よくわからないままに、外出自粛をし、人と話すのを避けるという行動が身についてしまっている人が多く、どうしてそこまでと思いますが、いったん身についた思考はいつまでも続くのでしょうか。

「コロナうつ」の様な人が増えていますが、天気の良い日は外に出て少しでも散歩すると、陽気が体の中に入ってきて元気がもらえる気がします。とても頑張った日本と、あまり頑張らなかった国と結果的には患者数、死亡者数にあまり差はなかったという報告があります。頑張りはあまり意味のないことだったようです。今も昔も、日本人は何でもマジメに取り組む姿勢は変わらないということでしょうか。それとも、マスメディアに飲み込まれてしまっているということでしょうか。

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