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初冬の頃

 晩秋から初冬へ移るころともなると、木枯らしが吹き始め、朝夕の冷え込みが一段と厳しくなってきます。そこで気をつけたいのが、高齢者と高血圧症の方。枕元にソックスを用意して、夜中、目が覚めて用を足すときはそれを履く。あるいはマスクをつけて起きるなど、とにかく寒気に肌を触れさせないようにしたいものです。

 また、外出時にはオーバーと手袋、厚手の靴下を身に着けるといった心配りも必要です。脳卒中や心筋梗塞にならないためには、寒気に対して警戒しすぎるくらいがちょうどよいのです。この冬は厳しい寒さが予想されていますから。

 さて、冬の大気は乾燥気味。これが寒さの刺激と重なって、肌荒れや風邪引きをもたらします。ですから、外出後のスキンケアは励行したいものですね。なお、風邪の中でも怖いのはインフルエンザです。去年は例外的にとても少なかったのですが、例年、数千人から1万人程の人が亡くなっています。「風邪は万病の元」ともいいます。保温に気をつけて暮らしましょう。

 

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