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梅雨時の養生

梅雨の季節です。今から60年以上前、私が子どもの頃は梅雨前線が日本の空に停滞し、毎日のように雨が降り続くと、家の横の細い水路に笹船や、小さな板切れを肥後ナイフを使い、小舟を作って浮かべて遊んだ記憶があります。

梅雨時は身体の中も「くもり空」になり、汗をかいても肌にまとわりつし、早く夏になればと思います。エアコンをかけ除湿にしてもしばらくすると冷えてきますし、エアコンなしでは蒸し暑く、中途半端な夏の過渡期です。湿気の多いときの病といえばひざ痛ですね。水が溜まって腫れあがり、膝関節の炎症と水の停滞というアンバランスが、結果として整形外科で水を抜いてもらう、ということになりそうです。昔の人は、膝の裏にある「委中(いちゅう)」というツボに灸をすえたそうです。体を冷やさないように気をつけることが大切ですね。



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