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(注)音と音の間隔を表すのに3度4度といった度を使うのが一般的です が、数的にわかりにくい面があるので、ここでは1音差、半音差 のように音を使うことにします。 ある調を他の調へ移調する場合 〈例1〉C(ハ)調をF(ヘ)調へ移調する場合 F(へ)調はC(ハ)調より2音半高い(C~1音~D~1音~E~半音~F) ので、C (ハ)調の譜の音符をすべて2音半上げます。 順番に、ド・1音・レ・1音・ミ・半音・ファ、レ・1音・ミ・半音・フ ァ・1音・ソになり、次は
調名と譜の図は、一般的には#群と♭群の二つに分けてそれぞれ記号が順番に増えていき、最下段は記号が5つ6つ並んでいるというものです。#♭が順番に増えていく様子は美しくもあり頭が痛くもなるのですが、これは調というものがとても高尚で権威あるものであるということを示そうとしているのはありません。絶対ド音から半音ずつ上げて行った音を相対ド音とするために、楽譜の性格上(ミとファ、シとドの間が半音である)#・♭記号をつけて音を上げ下げする必要があるだけなのです。始まりの音によって、うまくい