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『綿の苗木』

昨日、災害等で土地に海水が入った場合、『綿の苗木』をオススメしたのですが、何故『綿の苗木』なのか?

答えは『綿の苗木』には塩を吸収する力が有り、それにより、海水で傷んでしまった土地を戻してくれる作用が有ります。

不思議ですよね、植物という存在は。

noteに時々植物に関連した記事も書いていますが、全てが自然の摂理で存在し、その使い方によって薬にもなり、毒にもなる代物。
私達人類は植物により生かされ、そして死にも直面する。まさに『陰陽』の存在。
自然により、死んだ土地になったとしても特定の植物が復活させてくれるかもしれないのです。

この『綿』は、「塩分」を好む植物でして、通常の考えしかない場合は「塩分」は草からし等に使う方法しか思い浮かばないかもしれません。
ですが、この植物の場合は逆の「塩分」を吸収して育つ植物なのです。

2011年3月11日、東日本大震災により放射能に汚染された土地を救う為、ひまわりを育てる事で除去しようという対策もとられましたが、その実(じつ)は効果の無いものでした。
が、その対策としてnoteにはしたためています。

話を戻しますが、そういった人災的なものに近い事で起きてしまったものに関しては非常に難しいものですが、自然の力によって起きてしまったものに関しましては事後対策を練る事が可能です。

例え海水により枯れた土地になってしまっても、その後植物が育つように、それぞれに特化した植物が今まで人類を護ってきてくれたのですから、それを利用していければ一番エコで安全な方法ではないかなと思います。

「宇宙人」が与えてくれた「智慧(ちえ)」でなくとも「地球」が与えてくれた「摂理(せつり)」で復活させることも可能だということです。
因みにこの「綿」も今後重要になってきますし、日々の衣類も「綿」を取り入れると良いかもしれません。

【豆知識として:下線部分は情報リンクしています】

2009年12月5日、英紙デイリー・メールによれば、米国の大学の研究チームが「綿の種」に含まれている有毒物質をほぼ取り除き、ヒトの食用に適した新しい品種の開発に成功した。新浪科技が伝えた。
綿の種には非常に多くのタンパク質が含まれているものの、病原菌や害虫から身を守る働きを持つゴシポールと呼ばれる有害物質が含有されているため、ヒトの食用には適さず、これまでは主に胃の中でゴシポールを分解することができる牛の飼料とされてきた。
だが、米テキサス州にあるテキサスA&M大学のKeerti Rathore博士率いる研究チームがRNAi(RNA干渉)という手法によって、このゴシポールをほぼ取り除いた新品種の開発に成功。ヒトの食用に適するようになったため、毎年5億人のタンパク質供給源となることが期待されている。研究チームは、10年以内にはこの「綿の種」を使ったパンやビスケットなども生産できるようにしたいとしている。(翻訳・編集/NN)

「綿の種」がヒトの食用に、人類の貴重なタンパク質供給源として期待―英紙 (recordchina.co.jp)より

最後になりますが、「ゴシポール」は環境ホルモンの一種とされ、動物実験では「発がん性」や「心不全や溶血性貧血を引き起こす」といった危険性が指摘されているようです。
更に体の中でホルモンの様な働きをする「ゴシポール」は主に男性に対して「避妊作用」があることが判っており、不妊を招くと言われています。
これを利用して男性用の経口避妊薬として使われる場合もあるそうです。(中国一部地域では粗悪な綿実油を使用していた為、出生率が低かったと報告されていました)

そういった「綿実油」はお菓子作りにも使われており、普段口にする事の多い、マーガリンやショートニングにも使われていたり、手延素麺を作る際やツナ缶やオイルサーディンに使われている油も綿実油です。そしてマヨネーズの原料にも使われています。

これらの原料の輸入先は・・・・アメリカです。
陰謀論的に聞こえてしまうかもしれませんが、これらを大量に摂取してしまっている場合は、男性側の避妊作用の為、全体の出生率は下がってしまうかもしれませんね。

良いこともあれば悪いこともあるのは当然ですが、知った上で摂取するのと知らないで摂取してしまうのとではまた違いますので、知識の一つとして覚えて頂ければと思います。

長文失礼致しました。
最後まで読んで下さいまして有難う御座いました。


七曜



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