勝てない時の過ごし方(私の場合)
実戦が嫌いと何度もこのnoteで書いているので、
もうその話はええってとなるのを覚悟しつつ、
しかし私の中でふと閃いたので、書きたいと思いました。
実は今日、面白いことが起きたのです。
それは、
5手詰めハンドブックⅡで解けない問題がずっと続いたとき。
今までのわたしなら
「なんでこんな問題も解けないんだろう。ダメだなぁ」と心が折れてたんですけど、
今日はそんなことがなかったんですよね。
むしろ
「この問題の詰み筋、知らないんだなぁ。
ということは、これが身についたら、もっともっと勝てるようになるんだなぁ」と
そんなふうに前向きに考えられたのです。
今まではこんな風に考えられませんでした。
結構無理やりそう思おうとしていた時もありましたが、
腑に落ちないので、そう言い聞かすことも止めてしまっていたんです。
そんな私がなんでそんなふうに考えられるようになったのかと、
ここ数日の自分の心や環境を振り返ってみました。
すると、
「人と比べることで慌ててしまう材料を極力減らした」が目に浮かびました。
よい例がTwitter。
Twitterはよいところもたくさんあるのですが、
精神状態がしんどい時、結構焦燥感に駆られます。
その焦燥感がいい方向に使えればよいのですが、
それは心のエネルギーが70パーセントくらいあるときに出来ることで、30パーセントのときは無理だなぁと気づいたのです。
以前、ただでさえ季節の変わり目で身体も心も疲れているのに、
さらにコロナの見えない敵の影響で心が疲れ、心のエネルギーが普段より減っていた自分には、
この焦燥感は上手にパワーに変えられません。
なので、そんなときは、情報をシャットアウト。
逆にこのnoteに、自分のことをアウトプットすることにしたのです。
文章に関しては構想も考えてません。
ただただ書きなぐってますので、読みやすさとか抜きです(笑)
しかしアウトプットすることで、自分のいまの気持ちが整理され、
いや、
情報をシャットアウトし、落ち着けていると、
自然と自分の心と向き合え、
「あ、これを書いてみよう」とアウトプットへ向かう、、、
というのがより自然でした。
そして、最近は実戦もほとんどやらず、
週に1回友達に指してもらうくらいです。
普段は、詰将棋をやり、手筋や寄せ、棋譜並べは、
日の気分と時間を見ながらのチョイス。
自分の落ち着く音楽をかけながら、
自分のやりたいことをやっていると、
自然と「あ、将棋やろう」と思うようになっていました。
やらなきゃ、指さなきゃと思っていたときより、
気持ちが落ち着いてできているように思います。
だからこそ、解けない詰将棋がめちゃくちゃ続いても、
そんな自分に慌てず、責めずに、
前向きに捉えられたんだと思います。
さらには、小さな自分の変化も捉えられるようになりました。
「前はここで読むのを辞めてしまっていたけれど、
最近は頑張ってその先を読もうとしてるよね」って。
苦手なこと、嫌いなことをやるのは時には大事ですが、
それはエネルギーがあるときにやるのがコツ。
少しエネルギーが足りない時は、
好きなものに囲まれながら、落ち着いて好きなことにチャレンジするほうが断然良い。
こんなことを書いてると、
高校の時のバレー部のチームメイトの1人を思い出す。
「わたしはスパイク打てないからリベロで!」と1年の最初の時から言ってた。
自分の得意なこと、自分の好きなことを、やる。
それはときに重圧にもなるけれど、
自分の好きと嫌いをはっきり見極め、覚悟し、突き進んだ彼女の拾ったボールは、とてもトスしやすかった。
わたしのようなタイプの将棋好きがいたって面白いと思う。
ふとそんなことを思いながら、
解けない詰将棋の答えを見て、
明日は解けますようにとハンドブックを閉じました(笑)
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