私ばっかり好きみたいで悔しいけど

よくも悪くも、自分に最大のインパクトを与えるのは、人だ。なんだかちょっと悔しくて、どこか認めたくなくて、今まで何かしら別の要因を見つけようとしていたけど、無駄だった。

本や漫画を読むのは好きだけど、その向こうにあるのは誰かとの「あのキャラクターのこのシーンが…」と語るときの共感。美術館で絵を見るのは好きだけど、その向こうにあるのはどうしてもひとは孤独になりきれないという希望。

そして、そんなコミュニケーションを生み出すものを作り続けたい。自己完結した完成物には興味がなく、多少粗くとも誰かと議論や共感の余地のあるものを生み出したい。最高を目指しながらその過程を楽しみたい。つまりはそういうことだった。

初対面のひとと「よつばとの最新刊は満足のいくものではなかった」という共感を得た喜びによって気付いた次第。そう、好きだし言いづらかったけど、ちょっと不満に思うこともありまして。

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