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意味ある継続と無駄な継続

こんにちは、ケッキング山田です。

最近はコンテンツの作り方をまるっきり変えているので、書いている時より書く前にかなりエネルギーを使っている感じがします。1日中考えても、なかなか面白いネタが出てきません。というか、ネタはそこら中に落ちてはいるんでしょうけど、なかなかユニークな視点から展開できずに、出てきたネタを没にし続けています。いかに、自分が今まで脳死で生きてきて、情報を横流しにするような発信をしてきたか思い知らされますね。

今までは自分の人生(ストーリー)が乗っていないコンテンツばかり作ってきましたが、今は自分という主人公がいて、僕の視点、考え方に価値が宿るように意識してコンテンツを作っております。

自分の人生(ストーリー)が乗ってないコンテンツって実は作るのめちゃめちゃ簡単なんですよ。僕もこれまでは困った時はこのやり方で数分でサクッとコンテンツ作成していました。手順はこれだけです。賢そうな人が言っていることをメモする⇨自分の言葉で「こうやったらうまくいくんですよ!!」と言わんばかりに上から目線で誰かに何かを教えるような形で発信をする。このやり方であれば、本を読んだり、セミナーを見たり、YouTubeで誰かの名言をコレクトし続ければ、コンテンツは量産できます。

まぁ、それらを真似して凄そうなことを言っていれば、一応、コンテンツを作ってはいるので、仕事してる感は簡単に得られます。だけど、当然、そこに実態のない(主人公がいない)発信なんて誰も興味がないし、聞く耳をもてくれません。成功してない人の言う成功哲学なんてただのオカルトなので、そんなものを世に布教するのはむしろ害でしょう。

多くの人の発信が全く響かないのは物語の中に自分が存在しないからです。誰がどう見てもしょぼそうなのに、なぜか発信だけは成功者気取りだから、心の中で「いやいや、お前できてないじゃん」と思われるのです。こんなアウトプットをいくら続けても、そもそも誰も聞いていないわけだから、全くの無意味です。何かを教える立場を取りたければ、それを実践している姿を背中で見せなければなりません。そこに人は憧れを抱くのです。

でも9割以上の人は全く頭を使っているとは思えないようなアウトプットをひたすら継続しているというのが実際のところです。そして、「質よりも量だ!!」と言わんばかりに、思考放棄している自分を棚に置き、ひたすらに無意味な作業を継続します。

まぁ、確かに継続することは大事ではありますが、惰性での継続なんて誰でもできます。コンビニバイトを10年やれば成功できるんであれば、おそらく99%以上の国民が達成できます。だって、耐えればいいだけで、何も成し遂げる必要はないのですから、これほど簡単なことはありません。工夫しながら、量をこなしつつ、継続するから頭一つ抜けられるわけであって、量をこなす=ゴミを撒き散らすことではありません。

一つ一つの作業を丁寧にやらない継続では改善点が見えないまま、ラットレースのように同じところをぐるぐる回り続ける羽目になります。

島田紳助さんも言っていましたが、「ただ素振りをするだけではただ腕が太くなるだけで全く野球は上手くならないと、素振り一回にしても相手のピッチャーがどんな球を投げてくるかイメージしながら、しっかりと振り切るということを繰り返すから意味がある練習になるんや」と。

まさに文章でも同じで、自分の頭で考えていない発信はまさに惰性でしている素振りと同じだなと。最近はいろんな人の文章を研究していますが、やっぱり、その人のストーリーが詳細に描かれている物語は読んでいて、面白いし、引き込まれます。

まぁ、最初から色々な要素を組み込もうと意識すると、何を書いても納得できなくなり、今度は何も書けなくなってしまうので、まずは文章の中に「自分が存在すること」を意識して発信してみたらいいのではないでしょうか。そこにあなたがいて、あなたの考えがあり、どんな価値観で生きているのかということが最低限書けていれば、少なくとも読まれる文章になるでしょう。

その前提を踏まえた上で、プラスアルファで勉強したことを交えていき、いろんな角度から物事を観察できるようになれば、発信は面白くなっていくのかなと思います。

僕もストーリーライティングを勉強&実践中なので、実際にこれから面白い物語を紡いでいく姿を背中で見せていけたらなと思います。こういう根本的なマインドが腐っていたら、誰も求めてもないゴミを吐き出し続けるだけになるので、「面白い発信をするためにはどうすればいいか?」ということは毎日考えていかなければいけないことだなと改めて感じました。

情報発信は「飽きられない」ということが何よりも大事で、そのためには新しい視点を提供しつつつ、面白い物語を書けるようになるというのは必須項目なのです。

ということで、今日は以上です。では。



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