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スペースクマムー組立ガイド

こちらの記事ではオリジナルキャラクター「スペースクマムー」の組み立てから仕上げまでをご案内します。

今回は3Dプリンター出力品の販売となりますので、ご経験者の方も初めて挑戦する方も購入前にご一読いただければと思います。購入後も取り扱い説明書としてご活用ください。

それではまず使用しているプリンターとレジン、キットのサイズについてご紹介です。

●3Dプリンターと使用レジン
3Dプリンター:ELEGOO SATURN 2
レジン:SK10K水洗いレジン
※UV照射による二次硬化済み

●キットの大きさ
高さ 約6㎝
横幅 約4.5㎝
奥行き 約6.5㎝(銃身からバックパックまで)
本体とバックパックの二パーツ構成

3Dプリンターから出力しただけだとレジンの硬化が弱いため、再度UVを照射してかっちり固める必要があります。お届けする商品は既にその工程を済ませている状態です。

それでは組み立てから仕上げまでの流れをご説明していきます。

目次
①サポートの除去
②表面処理
③組立
④塗装

①サポートの除去
お届けする商品はこちらの画像のような状態になっています。3Dプリンターは出力時サポートといわれる支えが必要になります。まずはこのサポートを除去するところから始めます。

手でもぎ取ってしまうと繊細なパーツが欠けてしまう恐れがあるので、ひとつひとつニッパーを使って切り離していきます。特に細かいパーツが密集する銃身の部分は注意して取り外してください。

プラモデルのランナーのように二度切りしていくのが良いかと思います。まずはニッパーで根本から少し離れたところをカット、不要なサポートを除去し、さらにキットとサポートの接触面を綺麗にカットします。

ひとつひとつ丁寧にカットしていくと、以下の画像のようになります。より綺麗に仕上げたい方は400番から紙ヤスリを当ててあげると滑らかな面に仕上がります。

このようにして全てのサポートを外します。もしサポートを除去した部分にヌメリが残っているようでしたら水洗いをいただければ大丈夫です。

②表面処理
サポートの除去が完了したら、今度は表面処理を行っていきます。最近のプリンターは解像度も上がり、ひと昔前と比べると、かなり綺麗な仕上がりになっています。しかしサポートで支えている部分などは面が歪んでいたり凸凹になっていたりするので、表面を整えてあげる必要があります。

サポートが密集するお尻の部分は凸凹状態になってしまっています。デザインナイフやカッターなどで凸部分を削り、400番のヤスリで慣らした状態がこちらになります。

さらに滑らかな面を作りたい場合はヤスリの番手を上げていくと良いかもしれません。

次に気泡や積層痕の処理です。プリンターの出力品はレジンキットと異なり満遍なく気泡が入る事はありません。しかし頭頂部などは稀に小さな穴が開いている事がありますので、瞬間接着剤をチョンと乗せて乾いたらヤスリがけをするなどの処理が必要になります。

積層痕の処理も同様に400番からのヤスリがけで消す事ができます。積層痕は上面の頭頂部や肩、足回りに見られることがあるので部分的に処理をいただくだけでもだいぶ見栄えが良くなります。

繊細なパーツが多いので、くれぐれも力を入れ過ぎないようお気をつけください。本当に気になる部分のみで大丈夫かと思います。

③組立
別パーツ化してあるバックパックを本体にはめ込みます。程度なクリアランスを確保しているため問題なくハマると思いますが、もし引っかかってしまうようでしたら、力を入れずはめ込み部分を削ってから取り付けをお願いいたします。

以上で下処理は完了となります。

④塗装
プリンター出力品の塗装についてです。
まずは下地となるサーフェイサーを吹きます。使用すると塗料はラッカーであっても水性であっても大丈夫です。

こちらがサーフェイサーを吹いた状態になります。

あとは好きな色に塗って仕上げるのみです。細かいパーツが多く、奥まった箇所があるので部分的に筆塗りの方が仕上げやすいかもしれません。

以上が下処理から塗装までの流れとなります。
スペースクマムーに公式カラーの設定はございませんので、お好きな色で塗ってしまってくださいまし!

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