ピクミン3DX(二週目)をクリアしてゲームの上達を実感した話
switch用ソフト「ピクミン3DX」2回目のストーリークリアを果たした。
クリア自体は昨年の2月に一度していたが、初ピクミンだったこともあり
「色ごとに使い分けるだけで頭を使う」
「ファンシーかと思いきや敵が意外と怖い」「マップが覚えられない」
「3人も操作出来ない」
「頑張ったのにピクミンが大量に食べられて精神的にやられる」
…と愚痴タレタレの状態で、
それでもせっかく買ったからには、となんとかラスボスだけは倒した。
ゲーム内の二日間を二、三回やり直してやっと倒したラスボス。
大量に死んだピクミンたち。
折れかける心。
そもそも果物足りてない。
(故郷を救うために食糧を持ち帰るのが目的のゲームです)
「クリアしたしもういいかな…」
流れ始めるエンディングロール。
手を振るピクミン。
あんなに犠牲を出したのに…
…いや、やっぱり全然クリアしてない。
失礼なことにその時までピクミンに対して「ま〜かわいいんじゃない?死んでも増えるし多少の犠牲はいいでしょ」
という雑な感想しか持っていなかった。
でもエンディングで手を振るピクミンを見て浮かぶのは、あんなに協力してもらったのに見返りを求めてなさそうな態度への衝撃と、
じわじわ出てくる罪悪感…。
終わりにして初めてピクミンと目を合わせた気がする。
それで二週目をやる流れとなり。
私生活のゴタゴタもあり年末年始休みにトライすることとなった。
…ポケモンアルセウスをやっていたとかではなく。
二週目を始めて思ったこと。
「…あれ?そんなに難しくないじゃん。」
驚くことに、身構えて始めた割にはサクサクとくだもの集めを進めることが出来た。
すごく後半で出てきた記憶だった青ピクミンも、もう?と感じるタイミングで出てくる。
単純に一周目の時の知識があるからって事もあるけど、ゲームを日常的にやるようになって約3年、特にソフトをいくつかやっていたこの2022年の間に、ゲームの仕組みというかシステムが「理解る」ようになっている。
…ゲームって上手くなることあるんだ。。
天性のものとか空間認識能力がなんちゃらとか、生まれつきの部分が大きいと思ってた。
大体、このピクミンってゲームはマップや敵の位置を頭に入れてから進むトライアンドエラーの側面が大きいじゃないか…。(一周目の時はそのことにも気付けず一発クリアだけが正義なのだと思い込んでいた)
結果、「とにかく持ち帰る果実を多めに!」という目標を超えくだもの全回収をして30日以内にクリア。
たかがゲームされどゲーム。
自分が一周目と同程度の日数で見違える成果をあげられたことに達成感を得る。
物事は慣れっていうけど、自分が出来ないと思い込んでいるだけで続ければ案外出来るようになることが他にもいっぱいあるのかもしれない…と前向きな気持ちになった。
今年、続編となるピクミン4が発売されるとかされないとか。
その前に今作のお別れで堂々と手を振れて良かった。
またね、ピクミン。
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