ゲーム「Chants of sennaar」やってみました
「Chants of sennaar」面白かったです。
ゲームほぼほぼ初めてだったので、まずはボタンの操作がわからないという状態からのスタート。えらく時間がかかってやっと２層目をクリアしたのですが、最初の階の言語をちゃんとクリアしていなかったのに遅まきながら気づき、悩んだ末にやりなおすことに。そこまで八日間２０時間強かかっていましたが、やり直したら今度は５時間弱で出来ました。最初どのくらい時間かかってる？と自分でも驚きでした。ただ、その後も各層にある重要な装置の使い方がわかったのが、やり直し３日目通算１２日目という感じ。
そんなレベルなので自力でのクリアは無理でしたが、皆様が上げてくださっている攻略を参考にさせて頂いて、なんとかラストまで辿り着きました。危機にあっても（捕まったり、当たったり）ゲームオーバーにならず少し前からやり直しという優しい設定にも随分救われました。
内容は各層の異なる言語を解析して塔を登っていくというものですが、死と再生という考え方や、現代社会に対する警告みたいなものも含まれていて、なかなか奥が深いゲームだなと感じました。もっともやっている最中は目の前のことに対応するのでいっぱいで、考える余裕はあまりありませんでしたが。
しかも、上層階に行くほど崇高な人々が住んでいるという単純な物ではなく、シニカルな要素もありました。最上階（正確には違うかも）はずっと雨が降っているようなのですが、それが周りの状況と相まってなんとなく宇宙放射線（実際には目には見えないけれど）が天から降り注いでいるみたいで少し怖かったです。また、想定外のどんでん返しもあり、最後まで驚かされました。
ただ、ラストで、どの言語も必要だったと感じられるなかなか感動のシーンがあり、層の上下も関係無く、各々違った言語でいいという風に思えました。
自分の文章では魅力が上手く伝わらないとは思いますが、絵や音楽もいい感じなので、機会がありましたらぜひ楽しんでみてください。ただ、ピクトグラム的なデザインを目にすると、あれこの文字の意味なんだった？と思わず考えてしまうようになったのがやや難点かなと(^_^;)
（ずっと雨が降っているように見える場所