AIイラストへの憎悪は絵師の画力信仰から

反AIの人たちの異常なほどの憎悪のことを色々考えてて、一つの真実かもしれないことに達しました

「AIイラストは自分の絵を使って自分より上手い絵を作り出すから許せない」

もちろん私はこう言った考えが全くないので憶測でしかないですが

「著作権の問題」なら同一性と依拠性(つまりほぼ同じ絵をわざと)が無ければなんの問題もありません

学習されていることが問題ならネットにあげることをやめれば良いと思いますし
そもそも公の場で公開しているものを参考にされることを止める方法があるとは思えません

学習に利用されることにお金が支払われていないのは自分の絵が蔑ろにされている気がするのでしょうか？

自分の存在に自信があれば、わざわざ人から価値を貰おうとしなくても気にならないですし
本業でお金になっていればそこまで気にする問題でもない気がします

大体50億分の数円欲しいですか？

それに認識されていれば機械でなくても普通にたくさんの人から学ばれます
絵師も有名な作家さんの絵を真似て描き始めたはずです

「上手い絵を出されてしまうから悩む」

多分そうなのです
AIが出始めた頃まだそんなに反発はされてなかった気がします
絵師がAIを触ることが向上心を失ったみたいに言われることはありましたが

多分クオリティーが脅威でもなんでもなかったからだと思います

ここで思います

絵師たちには画力信仰があるのではないか？
と

前のnoteにも書きましたが、私は上手い絵でお仕事になっているわけではありません
たまたまこの絵が描けてたまたま依頼が来たのでお仕事になっただけです

上手くなろうと努力した覚えもありません
もっと頑張っている人はいると思います

ただ私は小さい頃から、最初から絵が描けただけ
なんです

画力信仰はSNSから始まった？

絵師はなぜ上手い人を尊敬し、上手い絵にダメージを喰らうのでしょう？

上手い絵にダメージを喰らわないのであれば
AI絵にあれほど怒りを感じなかったのではないのでしょうか？

AIがしょぼい絵しか出せなかったら
絵師はきっと笑って受け入れたのではないでしょうか？

SNSでは特に上手い絵に対していいねがもらえる傾向があったのではないか
と思います
私はそう言うことはありませんのでわかりませんが

でも
必ずしも上手い絵が売れるわけではないことを私は知っています

私は自分の絵がお金になることを知っていますし
何より自分の絵が大好きです

他の人の絵にはなれないしなろうとも思いません

自分の絵に絶対の信頼を持っていますし
何にも替え難いものです

これが私がAIがあっても自分の絵を描く理由です

わかりましたか？w

2024/05/29
七瀬葵