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私のキャリアレジリエンス構築法

 第102号のバトンを、名古屋のキャリアコンサルタントのプロの臼井資則さんから受け取りました。ありがとうございます😄
 法政大学キャリアデザイン学部に在籍している石川七美です。本来、4年生の代ですが、現在は休学をしているので3年生です。

 タイトルで挙げたキャリアレジリエンス。この言葉は、アメリカの心理学者Londonが1983年に提唱したキャリアモチベーション理論の中で初めて提唱された概念です。今回は、教育心理学研究家の児玉真樹子先生の定義を基に、自分を照らし合わせて考えていきたいと思います。
 心理学におけるレジリエンスには、「うまく適応しながら成長する能力」という考え方があります。そして、キャリアレジリエンスについて児玉先生(2015)は「キャリア形成を脅かすリスクに直面した時、それに対処してキャリア形成を促す働きをする心理的特性」と定義しています。

 そもそも、なぜ今回このテーマにしたかというと、、最近この言葉が自分の強みとしてしっくり来たからなんです。
 私は、これまで大変なことも沢山ありましたが、家庭や学校環境には結構恵まれてきました。幼い頃から色々なことに対して、「何でだろう?」という探求する姿勢を受け入れて貰える(これが当たり前だとベストなんでしょうけど)状況の中で育ったこともあり、人一倍好奇心が強い性格なんです。ホラー映画が好きな影響もここにありそうです(笑)。かといって、好奇心旺盛な人は周りにも沢山居ます。そこで、更に自分を深掘りして考えた時に、辿り着いた強みがここでした。人生のどん底みたいな瞬間に陥ってから、気持ちを切り替えて次の選択肢を見つけるまでがスーパー早い。自分の言葉にするとこんな感じになりますが、定義で表すとまさしく児玉先生が表現したものになります。

 では、このキャリアレジリエンスを私自身どのように高めているか?まず、児玉先生は4つの構成要因を挙げています。「チャレンジ・問題解決・適応力」「ソーシャルスキル」「未来志向」「援助志向」です。
 これに沿って考えると、私は「チャレンジ・問題解決・適応力」が1番の基盤となり、他3つを支えてきているように感じます。チャレンジすると、必ずといって良いほど刺激的な新たな出会いがある。そこで、また新たな目標が見つかる。といったように、まずは行動して新たな環境に適応していく中で、この力が磨かれています。
 個人的には、この基盤に加えて、さらに「自己受容」と「興味関心」が大きく影響していると考えます。ここで指す自己受容とは、「どん底になった時も、それも自分。休みたい時は休んで良い」精神です。自分は馬鹿だ、、と卑下する自分さえも受け容れる。これを行うことで、耐性力や回復力が付き、次の自分に大きく前進出来ているのだと思います。
 簡単に言語化してまとめると、今の私のキャリアレジリエンスを高めるルーティンはこのような形です。

 とはいっても、私はまだ20年ちょいしか生きていませんし、これからもっと沢山の試練に立ち向かうことになるでしょう。日頃から、試行錯誤を重ねて、自分に一番合ったキャリアレジリエンスの高め方をこれからも模索していきたいものです!
 そして、キャリアレジリエンスの高め方は人それぞれだと思います。是非、皆さんの方法も教えていただけたら嬉しいです♪

さて、次回の走者は、産業人材育成コーディーネーター水野理絵子さんです😊よろしくお願いいたします🤲

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