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『オンエア!』6周年おめでとうございます!

本当におめでとうございます!!

ついこの間『5周年おめでとうございます』と書いたばかりのような?
あまりに一瞬だったなと思い、そこからなにをしていたっけと思い返してみました。

5周年の時期はちょうどクラウドファンディングが実施されていたのですね。PCのフォルダを漁ったところ、8月にはすでにSwitch版用の新規シナリオを書きはじめていたようです。そういえばそうでした。
当時はまだ『フルボイスになるかどうかはわかりません』(クラファンの額次第だったので)という状態で、書いている途中でフルボイス化が決定したのです。臨場感!

特装版や返礼品のお手伝いもさせていただきました。
『待っている方がいる』ということを、あんなに実感しながら取り組んだ仕事ははじめてだった気がします。背筋が伸びる思いでした。

そんなSwitch版もついに発売となり、さらには『宝石が丘学園サマーフェスティバル』の開催と、今夏もトピック続きでしたね。

サマーフェスは朗読劇のシナリオや銀テープのコメントなどをお手伝いしております。
家族旅行と重なってしまい、お話をいただいた時点でリアル参戦できないことが確定していたため、『配信ありますか……もしくは記録映像などを見せていただくことは可能ですか……T口T』とご相談したのを覚えています(1文字も書いていないうちから……)。

もちろん帰宅して即、昼夜公演アーカイブを拝見してギャハギャハ笑わせていただきました。
映像にはあまり客席の声が載っていないそうなので、『こういう箇所で盛り上がってましたよ!』とcolyさんがレポをくださり(大感謝です)、現場で浴びたかった~!!となっております。
ちなみに学生時代、2年間だけですが幕張駅のお隣の幕張本郷駅ユーザーでした(父の実家があった)。

朗読劇のシナリオ、ミニのほうはすぐに完成しました。
が、長編のほうはcolyさんとああでもないこうでもないとかなり悩みまして、なんと計5本書いております(プロットでなく、完成品を5本)。
当初は、夏といえばちょっと不思議なエピソードだよね、ということで、夏祭りにやってきた彼らに十王子の山の神様がいたずらをし、ファンタジックなハプニングが起きてしまう話にしておりました。
何人かが赤ちゃんになってしまったり、人格が入れ替わったり、神様が乗り移ったり……みたいな感じです。
ですが、やっぱり普段の宝石たちをたっぷり楽しんでいただこう!ということで、実際に見ていただいたストーリーに決まりました。

8人というのは、おそらく短編朗読劇としてはかなり多いキャスト数だと思います。この人数の会話劇を指定の尺に収めるのがめちゃくちゃ難しく、当初予定の1.5倍の長さを許容していただきました(少しでもストーリー部分の尺を稼ぐため、分岐も消えた)。
また、アプリのイベントストーリーのように主役がいるわけではないので、全員に偏りなく活躍してほしい。その器となる展開を考えるのがまた大変で、さらには今回参加していないキャラクターたちの存在も感じられて、爽やかな夏らしさがあり、リアルイベントらしい特別感も欠かせない……等々、たくさんの『こうしたい!』を詰め込みまくる必要があり、ギイイ~~~と鳴きながら書きました。

このシナリオを書いたことが今年の初夏~夏の大きな思い出となっておりますので、みなさまにも楽しんでいただけたらうれしいです。

ビーズログさんのSSや喜怒哀楽コメントも書かせていただいております。
お祝い記事のはずがお仕事報告になってしまいました。

ところで複数キャラクターのコメントを書くタイプのお仕事のとき、不思議だな~と思うのは、真っ先にコメントが出てくるキャラクターと最後まで出てこないキャラクターが、毎回違うのですよね。
ほめられたことではありませんが、キャラクターごとの書きやすさ、書きづらさというのはたしかにあって、どうしても理想的に書けない、私の力量では魅力を引き出しきれないと感じるキャラクターはいます。
ですがそういうキャラクターのコメントがなかなか出てこないかというとそうでもなく、むしろ苦労した記憶はそんなになかったりします。
なので、書き手としての書きやすさとは別のところで、お題によってコメントが出る/出ないがあると感じます。

でも、よく考えるとそれは自然なことなのかなあとも。
だれにだって答えやすい質問とそうでない質問があるように、宝石が丘の彼らにも、そういうものがあるということなのかもしれません。
さっと答えて済ませたいときとか、ある程度ほかの人の答えを聞いてから答えたいときとか、たしかにありますもんね。

と、きれいにまとめてみます。

2月に行われたコリーフェスで、朗読劇へのお客様の反応がとても熱かったことを(私も現地参戦しておりました!)colyさんがすごく喜んでいらしたのを思い出します。
きっとそれが今回のサマーフェスティバルにつながったのではないかなと。
今回キャストさんもおっしゃっていたとおり、みなさんの『好き』がつながった結果なのだと思います。
『好き』って本当に強いんだなと思うと同時に、気持ちを伝える意味の大きさを知った気がします。

以前、大ファンだったライターさんとお近づきになる機会があり、『ぜひ感想くださいね』と著作をいただいたのに、畏れ多くて結局なにひとつ伝えられなかったことをかれこれ20年ほど悔やんでいるんですよね……。
当時、私はまだ本格的な創作活動をしていなかったので、感想というものがどれほどうれしく、エネルギーをくれるものかわかっていなかったのです。バカです。

『好き』は伝えるべきですね!!

これからも永く、オンエア!がみなさまの愛に応えるコンテンツでありますように。

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