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花の色素。微妙な微妙な微妙な違いに興味しんしん。

以前、花の色味の出方の違いに興味を持ち、一部勉強をしました。
花の色から植物の特性の一部がわからないかなぁと。(結果、よくよくよくよく勉強していけばわかるようです。土壌の状態などによって出る色味もたぶん違うということもあるような気がします。この投稿の最後のほうで紹介している研究の内容を読んでも、”色”は複雑に構成されているとわかります。)

多くのキク科植物がコンパニオンプランツ(共栄植物)として優秀なので、キク科の花に何かその要素が出ていないのかなぁと。
その点に関しては、今のところよくわかっていませんが、花の色素には種類があることはわかりましたのでほんの一部だけ共有。

ツユクサの色はフラボノイドの一種「アントシアニン
※フラボノイドは、薄い黄色、赤、青、オレンジ、赤紫の発色の総称です。

アサガオの赤なども同じペチュニアの青なども同じ、アントシアニンの色素で色づいている仲間です。赤と青の発色がアントシアニン。

個人的にアントシアニンの色の出方は好きな雰囲気です。

写真は農園に今年初めて出たブタナです。
タンポポ、マリーゴールド、キクなどはカルテノイドの色素です。
黄の発色はカルテノイドです。

ベタレインという色素もあり、今時季咲いているオシロイバナの赤などがそうです。赤いオシロイバナの花を探していますが、今季は赤とまだ出合えていません。黄色とピンクが多いです。ビートなどもそうです。

この色素が発色する花は限られているので、できればよくよく観察してみたい対象です。


マルバルコウの赤は肉眼でみるとアントシアニン? とも思います。。。今わからないので調べてみます。

(マルバルコウの検索で出てきた「綿棒を利用した植物の色に関する マイクロスケール実験の試み   佐野(熊谷) 史」という研究の内容がとても面白いので読んでいます。)

葉はクロロフィル(葉緑素)です。

クロロフィルやカルテノイド、アントシアニンで構成されている花の色があり、それのひとつがタチアオイの黒っぽい花弁です。

このときにみたタチアオイ👇のなかには黒色はなかった(と思う)ので、探してみます。今はもう種になり始めているので急がねば。


タチアオイの種。

6/28に仕事の帰りに黒っぽい花を探しましたが見つからず。