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【緑肥植物の細かな個性🌿】へアリ―ベッチは雑草抑制緑肥、雑草も野菜も「種子」の発芽を抑制するけれども、苗の栽培向き土壌になる。その差って。

シアナミドを固定するため、雑草抑制とともに野菜の生育抑制にもなると知ったへアリ―ベッチ。コマツナやホウレンソウなどの播種タイプ野菜はダメで、へアリ―ベッチ区画のこぼれ種大根などが育たないのも、あきらかにベッチに負けている印象でした。

👆右端のほうに写っている茶色い種子がベッチのこぼれ種。

苗定植(夏野菜、ナストマトなど)のための土壌になるとのこと。
発芽→生育抑制はするけれども、苗の生育は弾ませるって、そこにある理屈が、科学がわからないわたしにはちょっとわからない。

土壌の種子を発芽させない成分を持っているけれども、すでに発芽し、育っているものには窒素供給キャラの面を発揮するという多面的な役割を持っているのだな、ベッチは。有機物。

👆これがベッチを多めに鋤きこんだ土。朽ちたベッチはキノコの匂いがします。わたしの経験則の話。

土壌にはいろんな植物のいろんな成分があり、生育過程の植物に直撃する要素、すり抜け可能(?)な要素、影響がない…などの相性が細かく細かくあるのだなぁという輪郭だけは、なんとなくわかります。
細部に出ている違いからみていくことにします。

大根のこぼれ種が発芽して、すぐに枯れる要因が、土壌のかたさ(酸素不足)なのかなぁと思いきや、土壌のかたさはまったく関係ないと知り、では土のなかの何かの要因なんだと知ると、ベッチが育ったことが要因で、発芽抑制&生育抑制が起こっていると繋がったり。

肥料を入れていない場所を耕し、その直後に播種した場合と、一週間後に播種した場合のその後の生育が違うのはなんでだろう…と思って観察を続けていたら、どうやら、土壌微生物攪乱後、層を安定させる期間のあるなしが影響とわかったり。

細かな部分からヒントを探してみます。
ベッチ栽培後の土で育った苗と、ベッチ栽培していない土で育った苗、違いのヒントを獲得するために、できれば多く観察してみます。