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【追記】まもなく土用=光合成が活発な時季。薬草地上部採取のタイミングですね。原種野菜の負の面。農園の「中間宿主雑草」の管理開始などなど。とうもろこし🌽の出汁はアサリのような風味で、味噌汁は絶品らしい。という情報を入手。

原種野菜、アルカロイド、アレルゲン等々

さいきん野菜の品種について、有識者の方々と積極的に情報交換させてもらっています。
栽培難易度、栽培特性、個性、味。実際に管理、栽培している方じゃないとわからない裏情報的な位置づけの話まで聞けてこれはもう交流のありがたさです。
(そして個人的には前作、後作の相性まで聞いています。そばに出ている雑草の勢いも。個人的趣味ですが。)

本業農家の方はすごいです。わたしは自分が食べる分を作ろうという家庭菜園と、自分が食べる分を作れる土を作ろうの耕作放棄地再生のテリトリーにいるので、本業のすごみはやはり別格です。ほんとうに尊敬します。

今日も日頃お世話になっている農園経営者の方のところで最新の品種や、美味しい品種の情報を教えてもらってきました。

「食べてみて。」といろんな品種をいただいてきて、おかげさまで、少しずつ味の違いがわかるようになってきました。

美味しい野菜を作るのに品種選びが相当大事という部分と、雑草管理、地下水の成分で、ナスの実に水がかかると白い跡が残る話等々、たいへん勉強になりました。農園に還元できる部分で、今回得た知識を投稿で共有していきます。

ベビーコーン専用品種。
とうもろこしは炊き込みごはんの際に芯を入れますが、味噌汁のときにも芯ごと入れて煮込むとまるでアサリのような風味の出汁が出るそうです。
わたしはあまりというか、全然食にこだわりや興味がないのですが、これは美味しそうですね。ぜひやってみたいです。

話脱線。
料理は基本料理しかできず、あまり探求心もないのですが、「世界の料理ショー(DVDボックスがあります。)」のグラハムの料理には興味がありました。


今日の件とはまた別に、野菜のアルカロイド、アレルゲンの情報も収集しています。原種野菜から品質改良されて、いまの野菜はアルカロイド、アレルゲンが減っているのですが、「昔ながらの野菜」=原種に戻っていくことでぶつかるのがやはりアルカロイド、アレルゲンです。
健康志向で原種に戻ってもそこにまた別の問題が出てくる場合もあるようです。特に生野菜は木嶋先生もはっきりと「食べないほうが健康によいのかもしれません。」と教えていました。ホウレンソウ×醤油×鰹節などの昔ながらの食し方は理にかなっている(植物毒をうまく抹殺できている食べ方という意味。)ということなども。

わたしは野菜の原種、固定種・在来種が好きですが、負の面も知った上で、そして魅力と比較してみて、その上で「好み/このみ」というわけです。
そういう意味で、雑草食、薬草づかいなども当然アルカロイド、アレルゲンなど植物毒とぶつかるわけなので、情報として知った上で選択するのがよいと思います。わたしはじぶんの人生の選択者ですが、誰かの人生の選択者にはなれないです。

中間宿主雑草の管理

タネツケバナとナズナはネコブ病の中間宿主など。その他の雑草や花などの植物が伝線環を形成する経路を切る準備をそろそろ始めることも必要になってきます。

(👆耕作放棄地再生後、あちこちの区画に一斉に出たナズナ。かたい土によく出る雑草とのことで、土の奥深くまで”耕してくれる”こと、腐植を増やしてくれること、その利点を優先してきましたが、栽培が始まっている区画では負の面を意識するタイミングに。)


伝線環の形成に注意は耕作放棄地再生農園開園二年目からのテーマにしていたので、今年この時季から管理を始めています。ひとまず、夏野菜を軌道に乗せること優先としていたので、今年いまから安心して取り組めます。

その内容も、一年計画を実践しながら、日報として紹介していきます。うまくいくかしらん。苦笑

アブラナ類。交雑していくと、家庭菜園周辺にあってどのような影響があるのか、なんでもかんでもみたくなってしまいますが、逸出などを考えるとやり放題やってよいものでもなさそうです、と最近じぶんで勉強しながら。

・雑草の選別をしている時間はない、その手間暇が家庭菜園の動線にない場合
→雑草は抜去。畝には黒マルチ、畝間には米ぬか・モミガラで固めた雑草防除、もしくは残渣積み上げ(中耕の必要がない程度の柔らかさを確保。)

・雑草の選別、そして不耕起・連作、極相状態を目指す場合
→頻繁に手を入れられるA
→あまり入れられないB

ABそれぞれ、季節ごとに出てくる雑草のおよその計画。(これもまったく計画通りになんかいきません。妙な時季にも出ますから。)

病気になりやすい、中間宿主になりやすい、植物の生育状態? 過程? みたいな部分もまだ実験でみられていませんし。予防という部分で逃げてしまっているので、もっと踏み込んだ情報も回収したいです。

あとは、めずらしい野菜の種子、苗などが結構、青枯れの素になっている情報も結構深刻だなぁと。出る前に、対処法をあれこれ収集&実験&実践の準備をやっています。

薬草地上部採取時季

まもなく土用です。
薬草の地上部採取のタイミングは土用。理由は光合成が活発なタイミングで生育期。薬効成分が多いと言われています。
わたしは薬草を使う趣味はないのですが、薬草の負の面を回収する趣味があります。別に薬草のイリュージョンを打倒したいわけではまったくなく、負の面から植物を知りたいだけなのです。

自宅で。「かぶれる」ってどの程度? とか。

さいきん、あちこちでヨウシュヤマゴボウが目に留まるようになってきましたが、日本のヤマゴボウと間違えないように注意。ヤマゴボウの根は薬用効果に期待を寄せられて採取されますが、ヨウシュヤマゴボウは全体的に有毒です。

オトギリソウもまもなく花期ですが、変種が40種類ほどもあるとのことで、それぞれに薬効があり、薬効が微妙に違うと学びました。そんなことがあるのですね。不思議ですが、「違いがある。」と聞くとうずきます。。。

あと気になっているのが、生物学者のセネビエの植物が暗いところでは呼吸しかしない=空気汚染のガス という点です。この件で気になることがあります。なんとなく伏線を張って、いずれ回収できることがあったらちゃんと報告投稿にしてまとめます。

いくつかの植物ナゾの解明ができたとして、すべてを農園管理に還元できないような場合、ひとりでこっそりとミステリを書いてしまうのでそれでいいです。笑