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カナダで学んだ、ストレスフリーに「賢く働く」ということ。

Dream Life EnglishのNanaです。
スラスラ話せて通じる英会話を教えて、理想の海外生活の実現をお手伝いしています。


私はカナダのバンクーバーに来てもうすぐ3年、働き始めてからは2年半になります。その経験から学んだ、私なりのストレスフリーに賢く働くということについて書こうと思います。


1. どうして働くの?

働く理由は、人それぞれ。でもそれを自分なりにハッキリさせておくことは、とても大切だと思います。
なぜかというと、理由によって頑張りの限界が決まると思うからです。

例えば、私の場合…
今のフルタイムの事務職は、「生活のため」が一番大きな理由です。
給料も悪くないし、福利厚生もある。仕事内容も自分向きで無理なくできます。同僚とも上手くやっていて、今は「安定」のために続けています。
この職場では「現状維持」が目的なので、昇進のために頑張る必要がありません。昇給の仕組みも、みんなが同じように上がるものなので仕事の出来はほぼ影響しません。
自分の業務を必要最低限やっていればいい、という感覚で働いているのでストレスを感じることがほとんどありません。逆に余った時間で同僚を手伝うとなると、苦手な業務内容の場合、とんでもなくストレスを感じます。なので、自分が得意なこと、ストレスなくできることを選んでやるようにしています。

もし仕事が大好きだったら、ストレスを感じるハードルはもっと高くなるだろうし、昇進を目指していれば、多少大変でも目標に向かって頑張ることが出来るでしょう。
大切なのは、自分なりの働く理由を分かっていること。
そうすれば、無駄なストレスを避けて働くことができます。


2. 賢く働け

ストレスフリーに働くためには、賢く働く事が大切です。
では、賢く働くとはどういうことなのでしょうか?

まずは、働く理由を知った上で、最低限の業務をこなしましょう。
仕事なのでやるべき事はやる必要がありますが、前述のように無理をして他の人を助ける必要はありません。

さらに、大切なのは仕事量が多くて終わりそうにない時に焦る必要はないということです。なぜでしょう?

焦って仕事をしても、良いことがないからです。
まず、焦って頑張って得をするのは誰でしょう?答えは、会社です。働く理由が会社のためでないのなら、そこまでする必要はありません。
焦って頑張って、ミスをしたらどうなるでしょう?会社はあなたの頑張りを褒められるどころか、責めるだけです。
そもそも忙しい原因はあなたではなく、十分な人員を備えていない経営側。
上司に言われるがままに自分をすり減らして働いていては、ストレスが溜まってしまいます。
サボるというのではなく、できる範囲で頑張ったのなら大丈夫。
頑張りすぎないで、終わらない分は明日の自分か次のシフトの人に任せましょう。
これは海外に限らず、日本で働く時にも持っていてほしいマインドセットです。


3. 海外で働く日本人の「強み」

ストレスフリーに働くためには、頑張りすぎないで!ということを伝えてきました。
でも、なんだかんだ「一生懸命働くことができる」というのは
海外で働く時には、日本人ならではの強みになります。

日本の常識の中で生きてきた私たちにとって、頑張ることは当たり前。
みんなが頑張る日本では、力を抜くのは難しいかもしれません。頑張る事が常識でない海外では、働く事はすごく楽だと感じるはずです。
私は「普通に頑張って」働いていますが、フィードバックは「すごく頑張ってるね!」。
海外に出てみると、日本人ならではの強みになることに気付きます。

それと同時に、いつでも誰かがtake advantageしようとしているのを忘れないでください。
NOと言う事、無理をしない事。
自分で境界線を決めて、自分なりの理由を達成するために、ストレスフリーに働いていきましょう。


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