砂糖について
出典 http://ambessa.jp/blog/?p=314
◯日本で使用される砂糖の約2/3は海外から輸入されます。
「粗糖」を温水に溶かしたり、遠心分離機にかけたりして不純物(ビタミンやミネラルなどの栄養素)を取り除き、糖質の純度を上げて精白・精製していきます。
◯白砂糖は「酸性の食品」
人間の体内は、基本的に弱アルカリ性。
そのため、砂糖に限らず酸性の食品が体内にはいると、中和するためにビタミンやミネラルが使われます。中でもカルシウムは血液や細胞内にある分で足りないと骨や歯から供給されます。
◯砂糖は炭水化物で体内では燃やしてエネルギーになりますが、同様に燃やすときにビタミンやミネラルが必要になる。
ところが、その1での説明のように白砂糖は精白(精製)されビタミンやミネラルを除去しているので必要量を体内から奪うことになります。
◯白砂糖は吸収されやすく、急激に血糖値を上げるので、血糖値を下げるために体は「インシュリン」を分泌します。インシュリンが大量に分泌され続けると、枯渇状態になり、逆に低血糖を引き起こしやすくなります。低血糖が続くと、今度は血糖値を上昇させるために「アドレナリン」が放出されます。これが出すぎると、脳のコントロールが効かなくなり感情が不安定になります。血糖値の急激な変化にカルシウムも不足も加わり「キレる」原因となるそうです。
黒砂糖も大量に摂取すればビタミン・ミネラルは不足しますし、血糖値を混乱させる点では同じです。
◯砂糖の良いところは「糖質を素早く摂取できる」「甘くておいしいの」という点にあります。その他にはお料理に照りを加えたり、ジャムなどに加えると長期保存が可能になります。
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