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22/7メンバーの卒業と新メンバーオーディションに思うこと。

■3名のグループ卒業発表

先日、22/7メンバーの倉岡水巴、海乃るり、武田愛奈のグループ卒業が発表されました。2019年末で卒業した花川芽衣さん、2021年2月末に卒業した帆風千春さんに次いで計5名がこのグループから卒業するということになります。正直、海乃るりさんに関しては同じ声優として活躍したいと常々語っていた帆風千春さんが卒業を発表した段階でいずれ卒業するのではないかと個人的には思っていました。ただ同じタイミングで倉岡水巴さん、武田愛奈さんまでも卒業するとは思いませんでしたね。特に武田愛奈さんは今年の4月まで学業に専念するということで活動を休業していましたしSNSでも学業のことやグループ活動を両立している様子が日々更新されていただけになぜ?という思いがあります。また、倉岡水巴さんに関してもグループ1のムードメーカーでグループとしても個人としてもこれからの活躍が楽しみだっただけに衝撃が大きかったのではないでしょうか。

■卒業メンバーに思うこと

※ここからは私の個人的主観です。気分が悪くなる表現も含まれます。ご注意ください。

帆風千春が海乃るりに与えた影響と選択肢


お互いに声優として活躍する夢を持っていた帆風千春と海乃るり。帆風千春がグループからの卒業を発表した時点で海乃るりも卒業を意識していたのではないかなと思います(先日のSRにて言及あり)22/7として活動していく以上【戸田ジュン】というキャラクターを演じながらもグループとして新曲のレコーディングやライブへ向けたレッスン、バラエティ番組など内部での活動が中心となっていき声優として活躍したい、他の作品に参加したい、もっと多くのキャラクターを演じたいという思いが現在の活動との間に葛藤が生まれどうするか悩んでいたと思います。そんなときに帆風千春が卒業を決意。当然、同じ夢に向かって動き出す帆風千春さんに影響は受けたでしょう。声優として活躍したい思いがあるのであれば私は今回の卒業に関しては良い選択だと思います。何よりグループから卒業した帆風千春は現在響に所属し声優活動を行っています。海乃るりに関しても必ずまた声優として活躍する姿が見れると私は信じています。

なぜもっと倉岡水巴に焦点を当てなかったのか?​


今回の卒業で一番衝撃だったのが倉岡水巴さん。正直、彼女に関しては運営への不満、アンチへの不満、本人への不満。この3点について書かせてください。

1. 運営への不満

元々特徴のある声に歌唱力の高さ、バラエティに富んだボキャブラリー力。ダンスこそ苦手だと自負するように他のメンバーから見ると劣るがその他の分野に関してはメンバーにはないものをたくさん持っている。ヨルナイト×ヨルナイトに出演した際にも鷲崎健さんと神回と呼ばれる掛け合いを魅せていましたしリズム音楽ゲームアプリ『22/7音楽の時間』では坂本真綾さんのカバー楽曲がとても素晴らしくファンの間でも好評。バラエティ番組内でもガヤやギャグを披露するなど正直ここまで多能な彼女に対して誕生日配信では雑な扱いにとりあえずイジっておけばいいと言うような雰囲気が見ていて気分が悪い。もう少し彼女の良さを生み出す方法はなかったのかと運営に問いたい。

2. アンチへの不満

ライブでのパフォーマンスにてダンスが苦手だと自負する倉岡水巴さんのダンスを観て酷評するアンチが生理的に無理。『グループの良さを壊している』『プロ意識がない』『見るに堪えない』私自身も東名阪ツアーの名古屋公演を生で拝見しましたがもちろん他のメンバーと比べるとダンスのキレや表現力があったかと言うとお世辞でも上手い!とは言えません。でも本番ギリギリまで振りの確認をする姿やダンスが苦手と公言している中で一生懸命やりきる姿勢に頑張れ!頑張れ!と応援したくなる魅力が彼女にはあります。普段はお調子者でイジられる彼女の不器用な部分を素直に応援するのがファンだと私は思いますがね。

3. 倉岡水巴への不満

自信を持って!!!私には何もない、何もできない、こんな私に・・・なんて言わないで。倉岡水巴に出会えて人生が変わった人はたくさんいるし何もできない人間がオーディションに受かる訳がない。声優になろうと行動した決意。オーディションに挑んだ勇気。ファンに喜んでもらえるように頑張る努力。どれも立派な才能。だから自分を責めないで。もっと自分を褒めて自信を持ってください。

武田愛奈が卒業を選んだ理由


2020年末から2021年春まで休業していた武田愛奈さん。活動再開後は学業と両立する一面をSNSに投稿するなどこれからの活躍が楽しみな中の卒業発表は驚きました。ただ、学業と両立する難しさは度々SNSでも見られ心配していただけに今回の卒業は将来のことを考えて導き出した結果なのかなと思います。

ただ、武田愛奈さんに関しては現在ネットで様々な憶測が飛び交っています。それは先日公式ブログにて西条和さんが投稿したブログがかなり意味深な内容になっておりグループの卒業に関してや自分自信に関する気持ちの葛藤などが綴られていてファンの間でも今回の卒業がメンバーの精神面にかなり影響を与えているのではないかと物議になりました。その後、武田愛奈さんが自身のインスタグラムのストーリーを更新し隠し文字で意味深なメッセージを残しています。これはすぐに削除され一部のファンの間でメンバーへ向けた皮肉や運営に対する抵抗など憶測が過熱しファンの中でも口論となる結果に。

武田愛奈さんは高辻麗、涼花萌と共に初期はキャラクターが付かず約1年もの間表舞台に立つことなくグループを支えていました。自身、声優という夢を持ってこの世界に飛び込んできた武田さんにとってこの1年は悔しさや辛い気持ちがあったと思います。ただ柊つぼみという役を受けてからはバラエティでもライブでも全力で挑んでいただけに今回の卒業は何か一悶着あるのではないかと勘ぐってしまう形に。

■22/7の今後について。

第1章の締めくくりとして発売した1stアルバム。ここから第2章に突入するナナニジですがその1つとして新メンバーオーディションが発表されました。これはファンの間でも賛否両論で新メンバーが入ってくることへの抵抗感がある人やオーディション発表後に3人が卒業発表したため整理が付かない人など様々な意見があります。初期メンバーの花川芽衣さんが卒業を発表した時は既に後任の河瀬詩が決まっており裏で運営の選考が行われていたようですが今回は公にメンバーを募集するということで詳細が気になりますね。

私自身、新メンバーが入ることに関しては大賛成です。ただ以前の私なら間違いなく反対していたでしょう。現メンバーでのナナニジが大好きですし帆風千春が卒業発表した時はショックが大きすぎて暫く立ち直れませんでした。なぜ私が賛成できるようになったのか?それは

櫻坂46との出会い


元欅坂46で現在は改名し櫻坂46として活動する坂道グループのひとつです。この櫻坂46もかなり苦境を味わってきたグループでした。乃木坂46に次ぐ坂道グループとして鮮烈なデビューを飾ると勢いそのままに紅白出場、東京ドーム公演など絶頂期を辿るなかでメンバーのスキャンダルによる卒業が多発、グループ内のいじめ疑惑、圧倒的カリスマセンター平手友梨奈の脱退などグループとしてどんどん苦しい状況が続いていました。これはほとんどが初期メンバーの1期生によるものでグループのイメージや雰囲気は最悪。そんなときに入ってきたのが現2期生となるメンバーです。最初は歓迎されていないと感じていた2期生ですが紛れもなく現在の櫻坂46の雰囲気を作ったのもイメージを変えてくれたのも2期生です。そして新2期生の加入。当時、1期生は『21人のままがずっと続けばいい』と語っていましたがやっぱり新しい風がグループに加わることは続けていく上では必要不可欠だと思います。永遠なんて存在しない。変革なしに未来はない。

■最後に

3人の卒業発表に新メンバーオーディションと目まぐるしく動き出した22/7。メンバーの不仲と疑ったりSNSの投稿がないメンバーから憶測を語ったりといらぬ詮索をするファンがいる中で一番声を大にして言いたいのは

『ファンが一番の味方でいよう』

卒業するメンバーには今までの感謝を伝えて送り出す。残るメンバーにはいつ卒業する日が来ても後悔しないように応援する。新メンバーにはもっとグループが大きくなるように期待する。ファンならファンらしく【推す】ことに全力注ごうやってことだけ最後に言っておきたいと思います。

以上、拙い文章ですが最後までご拝読いただきありがとうございます。本当はナナニジの良さを伝えるべくいくつかナナニジ関連の記事を書いていた矢先の卒業発表だったので急遽この記事を書きました。今後も誰かの目に止まってナナニジの良さが広まっていただけたら幸いです。

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